- 投稿日:2024/04/20
- 更新日:2025/10/31
一回充電したiPhoneをできるだけ長時間持たせたい、と思ったことはありませんか?
毎日充電が切れそうになったらモバイルバッテリーをつないで使用するのも一手間かかりますし、手荷物も増えてしまいます。
いつも夕方あたりにバッテリーが切れてしまい、もう少しだけ使用時間が伸びたら家まで充電が持つのに・・・という方に特におすすめの設定が
「低電力モード」です
低電力モードって何?
低電力モードをオンにすると、iPhoneはエネルギー使用を抑えるために以下のような調整を自動的に行います。
メールの更新:新しいメールを取得する頻度を下げます。
アプリの更新:アプリがバックグラウンドで更新するのを停止します。
ダウンロードの停止:自動ダウンロードを一時停止します。
ビジュアル効果の簡素化:画面の動きが少なくなり、電力を節約します。
自動ロックの時間短縮:画面の自動ロックが早くなります。
バッテリー残量が少なくなってからではなく、フル充電後に低電力モードをすぐにオンにすると最大限の効果を発揮します。
充電が80%を超えると自動的に低電力モードはオフになるため、フル充電後には設定オンにするクセをつけると、いざという時のバッテリー切れを極力少なくすることができます。
いちいち設定するのもめんどくさい😅と思った方は次の項目へ
任意の残量で低電力モードを自動化したい場合
①「ショートカット」アプリを開く
iPhoneのホーム画面から「ショートカット」アプリを開きます。無ければアップルストアからダウンロード(無料)してください。一番上に出てきます。
②新しいオートメーションの作成
下部の「オートメーション」タブを選択後、「新規オートメーション」を選択。
③トリガーの設定
項目内の「バッテリー残量」を選択後、「いつ」のスライダーを左右に動かして、低電力モードを起動したい任意のバッテリー残量%を指定。その下の「残量%と等しい」「残量%より上」「残量%より下」を各自の好みで選択。更に下の確認後に実行orすぐに実行を選択後「次へ」をタップ。
④アクションの追加
「開始」の項目内の「低電力モードを設定」を選びます。「バッテリー残量が?%のとき」の画面右上の完了を押して設定完了です。
低電力モードのオン/オフの切り替え方法
①「設定」アプリを開きます。
②「バッテリー」をタップします。
③「低電力モード」をオンにします。
右上のバッテリーアイコンが黄色になれば成功です。
①画面の下から上へスワイプ(または右上角から下へスワイプ)してコントロールセンターを開きます。
②低電力モードのアイコン(バッテリーの形状)をタップしてオン/オフを切り替えます。
※コントロールセンターで低電力モードのアイコンが無い場合
①「設定」>「コントロールセンター」を開きます。
②「カスタマイズ」から「低電力モード」の横にあるプラス記号をタップして、コントロールセンターに追加します。
まとめ
iPhoneの低電力モードは、フル充電後にオンにすることでバッテリーの持ちを大幅に延ばすことができる非常に便利な機能です。
アプリの更新やバックグラウンドも制限してくれるため、データ通信量も抑えられます。
特に外出時や電源の確保が難しい状況では、このモードを積極的に活用して、大切な通信機能を保ちつつ電力を節約しましょう。
iPadやMacBookでも同じように設定可能です。
設定は非常に簡単なので、バッテリーの残量が心配な時にはぜひ利用してみてください。
補足
私が低電力モードを使用しても、日常的に行う様々な操作の処理速度に大きな違いを感じることはないですが、人によっては使用するアプリや行うタスクの違いがあるため少し遅く感じることがあるかもしれません。
そのため、低電力モードを常時使用する前に、一度試してみて自分の使用状況に合っているかを確認してから設定することをおすすめします。