- 投稿日:2025/03/02
- 更新日:2025/03/02
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要約
目の奥の痛み、キラキラしたものが視界に見え、眼科を受診したが異常ないと言われた。
しかし明らかに体調が悪いという方、これは【頭痛の前兆】症状かもしれません。
通常頭痛の起こる前60分以内に生じるもので5〜60分持続します。自身に起こっている症状を把握し、予防・対策の一助になれば。
こちらの記事は脳のCTやMR Iで異常がない(眼科でも異常なし)と言われたが調子が悪いという方を前提にした記事となります。
Q:目の奥が痛い、キラキラが見える!これって何?
A:片頭痛の前兆症状かもしれません。
【前兆】とは通常5〜60分持続し、頭痛が起こる前60分以内に起こる
神経症状です。(※頭痛の診療ガイドライン2021、CQⅡ-1-4)
※余談ですが、、、「頭痛診療のガイドライン」は日本頭痛学会の
ホームページにて無料で閲覧可能です。
症状の種類には視覚症状・感覚症状・言語症状の3つが典型的前兆とされています。
【視覚症状】→前兆の9割はこれです。
代表例)閃輝暗点(せんきあんてん)・・・視野にキラキラ?ジグザグのようなものが見え、広がったのちに暗くなり見えなくなる。
脳の後頭葉(頭の後ろの方)に視覚中枢があり、この部分での血流の変動(特に低下)が起こることでこのような症状が出ます。
頭痛診療においては、緊急性の高い疾患(くも膜下出血や脳腫瘍など)を否定できて初めて治療が開始となります。頭痛の9割は画像上・その他採血などの検査上異常を認めない、、、
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