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- 投稿日:2024/05/29
- 更新日:2024/07/13

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35.貸倒引当金
🟦貸倒れ
貸倒れとは、売掛金や受取手形、電子記録債権
などの(金銭債権※)が相手先の会社が債務超過
などで倒産した場合、回収不能になることをいう。
※金銭債権とは、一定の者に対して金銭の給付を
請求することのできる権利をいう。
金銭債権のうち、商品の販売など主たる営業活動
(本業取引)から生じたものを売上債権
または営業債権という。
🟨貸倒引当金(勘定科目)
貸倒引当金とは、貸倒れを見越して計上した、
売掛金や受取手形、電子記録債権などの
金銭債権(資産)のマイナスを表す勘定
(評価勘定※)をいう。
貸倒引当金の設定がない場合の金銭債権が
貸倒れた場合、当該貸倒額を貸倒損失勘定
(費用)として計上する。
※評価勘定とは、特定の勘定に係る評価額を
間接的に増額または減額させる役割を持つ
勘定をいう。
🟥貸倒引当金の設定
売掛金や受取手形などの金銭債権のうち、
翌期以降に貸倒れが生じると見込まれる金額
(貸倒見積額)は実質、資産としての価値が
見込めないと判断する。

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