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- 投稿日:2024/06/08
- 更新日:2024/07/18

54.訂正仕訳
訂正仕訳とは、間違って会計処理が行われたこと
による誤った残高を訂正するための仕訳をいう。
会計処理とは、仕訳だけでなく、総勘定元帳の
各勘定口座への転記など連動的な記帳が伴う。
間違った会計処理を行った場合は、出発点
となった仕訳を書き直すだけでは不十分である。
そのため訂正仕訳とその転記などを通じて、
会計帳簿全体に及ぶ修正をしなければならない。
関連する補助簿への記入についても、仕訳に
連動して訂正をしなければならない。
🟦訂正仕訳を検討する場合
訂正仕訳を検討する場合の手順
(訂正する場合は落ち着くことが大事)
1️⃣間違った仕訳の貸借反対の仕訳(逆仕訳)
をする
⏩間違った処理による影響をなくす。
2️⃣正しい仕訳をやり直す。
⏩通常、1️⃣と2️⃣を合算・相殺した状態で
模範解答が示される場合が多い。
1️⃣と2️⃣をそのまま並べる形で仕訳を示しても
本質的には正しいが、日商簿記の試験の採点では
どこまで考慮されるか不明である。

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