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- 投稿日:2024/06/22
- 更新日:2024/07/24

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75.一部現金取引
🟦基本
一部現金取引(一部振替取引)とは、
現金取引と現金以外の取引(振替取引)によって
構成されている取引をいう。
一部現金取引(一部振替取引)につき、普段と
変わらない仕訳を行うと、借方側もしくは
貸方側のいずれかに、現金勘定とそれ以外の
勘定を記入することになる。
✅例:商品100,000円を販売し、
代金のうち20,000円は現金で受け取り、
残額は掛けとした。
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(借)現 金 20,000(貸)売 上100,000
売掛金 80,000
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三伝票制による場合、現金が増加しているため、
入金伝票に記入が必要となるが、入金伝票は
現金以外の借方科目を記入することの
できる様式となっていない。
また、現金勘定の増減を振替伝票には、
記入しない方針を採用するのが通常である。
⏩仕訳全体を入金伝票または振替伝票の
いずれかにのみ、記入することができない。

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