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- 投稿日:2024/07/13

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06.個別原価計算の概要
🟦意 義
🔶個別原価計算とは、製品の原価単位ごと
(製品1単位あたりごと)に個別的に製造原価を
集計する原価計算方法をいう。
個別原価計算は、製品の個別受注生産を
行っている場合に用いられる。
例:船舶・航空機・住宅
・オーダーメイド受注機械など
🟨具体的な方法
🔶製品の個別受注生産を行ってる場合、通常、
注文を受けた単位ごとに製造指図書
(job.オーダーと呼ばれる)が発行され、
各製造指図書には製造指図書番号
(NO.〜・#〜の表記)が付される。
ここでの製造指図書とは、製造部門に対し、
特定の製品の製造を指示するための書類をいう。
🔶個別原価計算においては、製造指図書ごと
(製造指図書番号ごと)に個別的に製造原価を
集計していく。
この場合、製造指図書の発行した単位をもって、
製品を数える単位(製品の原価単位)となる。
🔶なお、製造指図書ごとに製造原価を集計する
ための書類を原価計算表といい、
それらを一覧にしたものを
指図書別原価計算表という。

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