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- 投稿日:2024/07/17
- 更新日:2024/08/15

前提知識
母音の台形
母音の発音記号を読むには、下記の台形を理解する必要があります。
台形の解説
【対応関係】
台形は口(口腔)の断面を表しています。
【台形の左右が対応するもの】
台形は、左が前、右が後ろを表しています。
【台形の前後が対応するもの】
台形の前後は、舌の前後を表します。
【台形の上下が対応するもの】
台形の上下は、あごの開閉に対応します。
【アイウエオの位置】
日本語のアイウエオは図中の㋐㋑㋒㋓㋔に対応します。
例えば㋑は「舌は前、あごは閉じている」という意味です。
/ɑː/の発音
/ɑː/の口の動き
/ɑː/の座標は、㋔のほぼ直下にあります。
そこで、まず「オ」を言います。
次に「オ」から、あごを開いて行きます。
限界まであごを開いたら、「ア」と「オ」の中間のような音が得られます。
これが/ɑː/です。日本語の「オ」に比べて、あごが大きく開く点に注意しましょう。
単語の例
cause「原因」
law「法律」
all「すべて」

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