- 投稿日:2024/07/19
- 更新日:2025/09/29

「これは通過したかも」と感じる面接官のふるまい
hato(はと)と申します。
40代になってから3回の転職を経験し、記事執筆時点で4回目の転職に挑戦している会社員です。
この記事では、私が経理課長として、新卒採用、中途採用の面接を担当した経験も踏まえながら、面接を受けた応募者が「これは通過したかも」と感じる面接官のふるまいを共有します。
(注:筆者の主観・経験による点をご理解のうえご覧ください。)
1:中途採用の背景や組織構造について面接官から語りだしたとき
採用活動は、必要がなければ実施しません(当然です)。
特に、中途採用の一次面接で登場する現場の管理職は、
「なぜ採用活動を実施しているのか」について、自ら整理して社内で上申しています。
「こんなことを達成したい」「一緒にやってくれる仲間を探している」といった思いをもって面接に挑んでいます。
そのため、ぜひジョインしてほしいと思った候補者には、入社前後でのミスマッチを生じさせたくない思いがありますので、熱量高く語りだしがちです。
面接の中盤以降で、候補者から質問していないのに、
面接官から進んで、採用活動の背景や配属先の組織構造・メンバー構成などについて語り始めたら、次の選考に進んでほしいと思っているかもしれません。
なお、会社によっては、面接の冒頭で採用の背景などを説明してくださることがあります。
こういった場合は当てはまらないと考えられますので、ご留意ください。
2:次の選考の内容(面接官の属性、人数等)を話したとき
面接の終盤で面接官から、次の選考の内容をお知らせされる可能性があります。
次の面接には、〇〇部門の役員が出てくるとか。
△△部門の役員は、熱量ある語り口が好き、とか。
次の選考でうまくやってほしいという思いが出てきているのかもしれません。
私が面接官で、次の選考に進めたい候補者がいた場合は、
次の選考で登場する面接官の肩書、人数、どんなポイントで質問されるか等、つい話してしまいます。
一緒に働きたいと思った仲間(候補)ですから。
あとは、私が選考を通した人物について、上席にもよく評価してほしいというバイアスが働いているのかもしれませんね。
次の選考に進めるときに、必ず聞かれるセリフとは限りません。
なお、応募者の私は、このセリフを聞いたときは内心ニヤニヤしています。
3:面接官の表情が柔らかくなり、口調が軽くなったとき
これは、けっこう露骨にわかります。
面接官をやっているときの私も露骨に出てしまいます。
軽口をたたくようになりがちです(!)
面接官は、履歴書や職務経歴書を事前に確認して、質問事項を洗い出しています。
いくつもの質問に対して良好な回答をいただけて、
私の表情が崩れるのが概ね30分を経過したころ。
この時点で、面接官の私の表情が固いままの場合は、
たいていは”採用見送り”です。
まとめ
「これは面接を通過したかも」と思える面接官の特徴的なふるまい3選を共有しました。
1:中途採用の背景や組織構造について面接官から語りだしたとき
2:次の選考の内容(面接官の属性、人数等)を話したとき
3:面接官の表情が柔らかくなり、口調が軽くなったとき
あくまで目安ではありますが、みなさんのお役に立てれば幸いです。