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- 投稿日:2024/08/02

48.税効果会計
企業会計上の収益または費用と課税所得計算上の
益金または損金の認識時点の相違などにより、
「企業会計上の資産または負債の額」と
「課税所得上の資産または負債の額」に相違
➡一時差異がある場合において、法人税その他の
利益に関連する金額を課税標準とする税金
(法人税等)の額を適切に期間配分する
ことにより、税引前当期純利益と法人税等を
合理的に対応させることを目的とする手続。
※会計上の税引前当期純利益(収益ー費用)と、
税務上の課税所得(益金ー損金)との差異は、
「会計上のB/S」と「税務上のB/S」
との差異にもなる。
税効果会計は、この点に着目して行う。
🔶税効果会計の必要性
💠税引前当期純利益と法人税との対応
➡法人税等を、税引前当期純利益に税率を
かけた金額にしたい。
そのために、法人税等調整額を計上する。
💠将来の法人税等の支払額に対する影響
➡将来、法人税等の支払額が減るのであれば、
繰延税金資産、増えるのであれば、
繰延税金負債を計上する。

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