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- 投稿日:2024/08/25

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21.製造間接費の予定配賦(または正常配賦)
🔶実際配賦の欠点
①実際発生額の用いるため、製品原価の
計算にあたって偶然性が反映されて
しまう。
②製造間接費の中に操業度に応じて発生額の
変化しない固定費が含まれている場合、
各製品の配賦基準となる数値が変化する
ことにより実際配賦率も変動してしまう。
例)工場設備の減価償却費など固定費の
性質も持った製造間接費100,000円が
毎月発生するものとする。
各製品への製造間接費の配賦は、
直接作業時間を配賦基準として行う。
① 8月の直接作業時間は、
製造指図書NO.101が4時間、
製造指図書NO.102が6時間であった。
製造指図書NO.101への配賦額
100,000×4時間/(4時間+6時間)=40,000
製造指図書NO.102への配賦額
100,000×6時間/(4時間+6時間)=60,000
② 8月の直接作業時間は、
製造指図書NO.101が4時間、
製造指図書NO.102も4時間であった。

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