• 投稿日:2024/09/10
  • 更新日:2025/10/09
【生前贈与】親の株の移管手続きの方法をお教えします!

【生前贈与】親の株の移管手続きの方法をお教えします!

  • 4
  • -
ぷちくま@高配当株はじめの一歩をお手伝い

ぷちくま@高配当株はじめの一歩をお手伝い

この記事は約5分で読めます
要約
親からの株式贈与を考えている人向けにお届けする贈与方法を解説しています

親からの生前株式贈与を考えた時にみる記事

昔々、私の親が優待目当てで私のために100株個別株を購入しました。

いつか渡そうと思っていましたが、手間だったのでずっと放置していましたが、今回その1銘柄100株を譲り受けることになりました。

参考になるか分かりませんが、

その時学んだことを今回まとめて記事にしてみました。


親が保有している大手証券会社の株式を生前贈与してもらう

親が株を保有していれば、いつかは贈与される証券株。

ネット証券で保有しているならまだしも

大手証券会社で保有しているのならこの際、先に少しづつ贈与してもらってはいかがでしょうか?

親から生前贈与してもらう場合、1人110万円までが税金がかからない金額です。

しかも毎年同じ金額をもらっていると相続税の対象となる場合があります。

その対処法として

株式での生前贈与を考えてみてはいかがでしょうか?

親が優良高配当株を持っていればラッキーです。


大手証券会社の株式を親名義のSBI証券へ移管方法

では、親名義の株式の移管方法を説明していきます。

まず、親名義の大手証券会社の口座を親名義のSBI証券口座へ移管してもらう手続きをします。

※親が自分と同じネット証券(今回はSBI証券)を使用していれば、ここは省きます。

13.png大手証券会社へネットまたは電話で問い合わせし、必要書類を送付してもらいましょう。

必要書類に記入し、郵送(移管手続き)をします。

15.png移管時に移動金額、証券会社などによって費用が変わります。

私の親の場合の移管金額は1銘柄で6000円かかりました。

※事前に両親が登録されている証券会社にご確認お願いします。

6000円かけてでも変更したくない何か理由がない限り、現金化してもらった方がいい場合があります。

私の場合は長期保有の優待だったので移管を選択しました。

それと、利益がかなりあったので、売却するときの税金が親への負担を避けるためです。(他にも株を保有し、売買をしているため)

また、年間110万円以上になると贈与税が発生しますので

現在の評価額が110万円未満の株を贈与するようにしましょう。

取得金額ではなく移動時の評価額で決定しますのでご注意ください。

逆に親が株式投資で損益(マイナス)の場合は利益での相殺はできないのでお気をつけください。

親名義のSBI証券口座から自分名義のSBI証券口座へ移管

親名義のSBI証券口座に移管されたのを確認したら

次に自分名義のSBI証券口座に移管させる手続きを取ります。

14.png口座名義人本人(親)がSBI証券会社へ連絡し、移管手続きの書類を郵送してもらいます。

書類が届いたら、必要事項を記入し、必要書類を用意し返信します。

15.png不備がなければ、数日後に入金されます。

入金金額は当日の評価額で入金されます。

16.pngお疲れさまです。

税金はかからない

評価額が110万円未満であれば、贈与税はかからないことは先ほどお伝えしましたが、

受け渡し時に利益があっても利益に関しても税金はかからないんです!

例えば、親が購入した金額(取得金額)は80万円でしたが、含み益20万円で合計100万円だったとします。

本来、特定口座で株を売却した場合、含み益20万円に20、38%の税金40,760円が引かれ最終利益は159,240円。合計959,240円になりますが、

移管した場合は売却していないので税金がかからず100万円の価値の株が移管されることになります。

ただし、受け取った後は移管した時の評価額100万円から利益に税金がかかるので値上がりした場合は売却時に税金がかかります。

私の親の場合は一般口座(通常は特定口座)から一般口座(私は特定口座登録)への移動だったので手続きが少し面倒でしたが、予想以上に簡単に移管できたと思います。

生前贈与を考えている場合は、個別株で毎年贈与してもらうのもありかもしれまん。

デメリット

これまでメリットを書いてきましたが

税金、贈与に関することなので注意事項とデメリットもあります。

・手間がかかる。

・手数料が多少かかる。

・郵送でのやり取りのため時間がかかる。

・利益の相殺ができない。

・年間110万円以上だと贈与税がかかる。

注意事項

・一般口座から特定口座への移管は、みなし譲渡として課税される可能性があり。

・特定口座から一般口座への移管も、原則として課税対象となる。

・NISA口座との関係:特定口座からNISA口座への直接移管はできない。

・NISA口座で保有していた株式を特定口座に移す場合は、課税対象となる可能性がある。

・贈与の対象者が他にもいる場合には承諾がいる。

※株式の生前贈与は効果的な相続税対策になり得ますが、適切な実行には税制や法律の理解が必要です。専門家のアドバイスを受けながら、慎重に計画を立てましょう。

やり過ぎ注意!

最後に

一つの選択肢として考えてみてください👍

私の場合は親が私の為に買ってくれた株でしたが、子供の為に買った株を将来、贈与する時が来るかもしれません。


今回、生前贈与してもらった体験を活かせればと書いてみました。

誰かの参考になれば嬉しいです😊


この投稿が参考になった、良かったと思われた方は「いいね」「保存」を押していただけると励みになります🙏


【高配当株投資】SBI証券アプリに「高配当株」銘柄を登録してサクサク使っちゃお!  ↓↓↓

https://library.libecity.com/articles/01HHPJ0DZC6QJTRGT73CMTKD4H

ブックマークに追加した記事は、ブックマーク一覧ページで確認することができます。
あとから読み返したい時に便利です。

ぷちくま@高配当株はじめの一歩をお手伝い

投稿者情報

ぷちくま@高配当株はじめの一歩をお手伝い

トラ会員

この記事に、いいねを送ろう! 参考になった記事に、
気軽にいいねを送れるようになりました!
この記事のレビュー(0

まだレビューはありません