- 投稿日:2024/08/10
- 更新日:2025/08/23

「自分だけは大丈夫」
テレビで見る夜の街のぼったくりニュースを、どこか他人事のように、そう思っていました。
あの夜、目の前に350万円という信じがたい金額の請求書が突きつけられるまでは。
これは、油断した一人のビジネスマンが、一夜にして地獄を見た一部始終の記録です。
そして、万が一あなたが同じ罠に落ちてしまった時、そこから生還するための、わたしが実際に取った行動の全てを、ここにお伝えします。
【第1章】事件の全貌:350万円の夜は、こうして作られた
その日、わたしは上司と二人で札幌出張に来ていました。
1日目の夜、客引きに案内されたお店が思いのほか良心的だったことで、わたしたちは完全に油断していました。
それが、全ての過ちの始まりでした。
2日目の夜。わたしたちは再び、夜の街へと繰り出しました。
それぞれ同伴で入店し、飲み始めたのが21時頃。
ここまでは、よくある光景でした。
しかし、わたしが飲み過ぎで体調を崩し、1時間ほどトイレに籠ってしまったところから、状況は一変します。

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