- 投稿日:2024/08/11
- 更新日:2025/01/12

本日は、学長のライブでも度々話題になる、イデコの卒業試験問題(出口問題)です。
その問題を解決するには退職金控除と公的年金控除の理解が必要です。
退職金控除と公的年金控除は、退職金やiDeCo(個人型確定拠出年金)を受け取る際に適用される税制上の優遇措置です。
以下にその概要を説明します。
退職金控除と公的年金控除の概要(2024年現行の制度です。今後改正があるかもしれません。)
一時金として受け取る場合
退職金やiDeCoを一時金として受け取る場合、退職所得控除が適用されます。この控除額は、勤続年数やiDeCo加入年数に基づいて計算されます。
①勤続年数が20年以下の場合→「40万円 × 勤続年数」
例:勤続年数が10年の場合、控除額は「40万円 × 10年 = 400万円」
②勤続年数が20年を超える場合→最初の20年については「40万円 × 20年 = 800万円」。21年目以降は「70万円 × (勤続年数 - 20年)」を加算。

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