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- 投稿日:2024/09/22

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28.個別原価計算
個別原価計算とは、製品の原価単位ごと
(製品1単位「1個や1台」(※1))に個別的に
製造原価を集計する原価計算方法を
(製品別計算(※2)の方法)いう。
個別原価計算は、製品の個別受注生産を
行っている場合に用いられる。
例)船舶、航空機、住宅、オーダーメイドで受注した機械など
※1:製品の単位は、物理的単位を持って
示される(例〇個、〇台)こともあれば、
注文を受けた単位ごとに示されることもある
(100個を1単位とする場合もある)。
※2:製品別原価計算とは、原価要素を一定の
製品単位に集計し、単位製品の製造原価を
算定する手続をいい、原価計算における
第三次の計算段階をいう。
➡製品1単位あたりの製造原価を計算する段階。
🟦具体的な方法
製品の個別受注生産を行っている場合、通常は
注文を受けた単位ごとに製造指図書
(特定製造指図書)が発行され、
各製造指図書には製造指図番号が付される。
ここで製造指図書とは、製造部門に対し、
特定の製品の製造を指示するための書類をいう。
製造指図書には、受注先、受注した製品の種類、
数量、担当部署、納期などが記載される。

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