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- 投稿日:2024/09/02

ハーバード大学教授が説く「余裕」の大切さ:行動経済学からの教え
どうもよだれかけです(@ ̄ρ ̄@)
ハーバード大学の経済学教授、センディル・ムライナサン氏の著書『いつも時間がないあなたに』は、現代社会における「余裕」の重要性を教えてくれる一冊です。本書は、時間やお金の「余裕」が、どれほど私たちの生活や意思決定に影響を与えるかを行動経済学の観点から解説しています。
人生における「余裕」の意味
ムライナサン氏は、忙しさや資金不足が人間の判断力にどのような影響を与えるかに注目しています。例えば、貯金が豊富で時間的にも余裕がある人は、将来のために投資や資格取得、健康管理に積極的になれるでしょう。しかし、逆に金銭的にも時間的にも逼迫している状況では、目先の問題に追われ、長期的な視点を持つことが難しくなります。
「不足」が引き起こす負のスパイラル
不足を感じると、人間の脳はその不足感に支配され、他の重要なことを考える余裕がなくなります。お金がないとき、頭の中は常に金銭的な問題でいっぱいになり、他のことに集中できなくなるのです。これにより、IQが低下し、その場しのぎの行動を取ってしまうという悪循環が生まれます。ムライナサン氏は、これが最終的には破滅的な行動を引き起こすと警告しています。

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