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- 投稿日:2024/09/01

最近マレーシアへ就職を目的とした移住をする人が増えているそうです。日本から近く東南アジア圏では比較的政治的にも安定しており安全で住みやすイメージに加え、多言語国家のマレーシアは英語を話す人口の割合が多いため、日本人には移住を検討する好条件が揃っている方なのかもしれませんね。
そんなマレーシアですが、御多分に洩れず人口の高齢化や少子化が進みつつあり、以前のように引退後は子供に頼るという生活スタイルが難しくなってきています。
マレーシアでは日本の厚生年金のように会社と就業者が一定の割合を年金として拠出しています。ただ自営業者の多くがこの制度を利用していないため老後の生活不安が社会全体の大きな懸念でもあります。公務員は日本の年金のようにリタイアしたあと退職以前の給料の一定額をずっともらえるのですが、会社員はそうは行かないのです。会社員は日本のイデコのように自分と会社が拠出した金額プラス利息を50歳で30%、55歳で残り全額を引き出すことができます(もちろん一括引き下ろしではなく、分割で一定額を数年に渡って引き下ろすことも可能です)しかし55歳で大金を手にした多くの人が3−5年以内に使い切ってしまうというのが現状です。

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