- 投稿日:2024/09/08
- 更新日:2026/03/30
人生を変える「読書の力」
さまざまな知識との出会いがあるリベシティ。新たな知識との出会いには、それだけで人生を変えるパワーを持つことがありますよね。
その知識(本)との新たな出会いについて、特におすすめの出会い方を提案してくれるのがこの本「読むってどんなこと?」です。
NHK出版の『学びのきほん』シリーズは、1冊あたり約2時間で読める実践的な教養書。古今東西のさまざまな教養の基礎を1テーマ1冊で学び、読んだ後に他の本を読みたくなるような「学びの入り口」を目指しています。
この記事では、この本から学べる重要なポイントを3つ紹介しますね。
1. 「危険な文章」にこそ価値がある
「『危険! 近づくな!』と標識が出ているような文章」こそが、読者を変える力を持つと述べられています。それは例えば、世の中のタブーや、エロティシズム、生と死や精神性に触れるような、挑戦的な内容や新しい視点を持つ内容を意味します。そして、そういった文学は、教育現場では扱われなかったり、積極的に勧められたりしないもの。
ですが、そういったタブーとされる領域にも最も安全に触れることができるのが文学。そして、文章による擬似体験により、私たちの思考はさらに広がり、成長するのです。

2. 手の届く価格の本にこそ、変化のきっかけがある
著書の高橋氏は、千円以下の本で、自分を変える力を秘めた文章に出会えると指摘しています。多くの人手に届くように、例えば何度も重版がかけられ、文庫本になったような。決して、大きな投資や、特別な機会がなくても、日常的な読書を通じて人生を変えるきっかけを見つけられると書かれています。

3. 自由な読書こそが、人を成長させる
著者の高橋氏は、読書に「こうあるべき」という決まりはないと説いています。何を読むか、何を考えるかは全て読者の自由です。この自由な姿勢こそが、読書を通じた個人の成長につながるのです。

結論:本との新しい出会い方
この本の魅力は、「本の解説」や「読み方の指南書」ではなく、「本との出会い方」を提案している点だと感じました。
著書の高橋氏は、既成概念にとらわれない自由な読書姿勢、挑戦的な文章との向き合い方、そして身近な本の中に潜む可能性を教えてくれています。
これ以上書いてしまうとネタバレになってしまうので避けますが、本書では具体的なタイトルを挙げて、それらの本の「出会うべき魅力」を語ってくれています。そのタイトルを読みたくもなりますし、その後の本の選び方もわかるようになるので、長期目線で見ても読んでおくべき本だと思います。
読書は単なる知識の吸収ではなく、自己を変革し、人生を豊かにする力を秘めています。
著書高橋氏の著書は、その力を最大限に引き出す方法を示してくれる、まさに「読書の道しるべ」と言えるでしょう。
ぜひ皆さんも、読んでみてくださいね!