- 投稿日:2024/09/04
- 更新日:2025/10/07

ハーブティーというとおしゃれ女子が飲むようなイメージですが、日本語で言うと「薬草茶」です。ハーブの葉や花、種や根っこから有効成分を熱湯で抽出したもので、人間はもう何千年もハーブティーを生活の中で活かしてきました。何千年にもわたる経験と実績を基に効果が認められているため、今でも使われ続けているのです。
ハーブティーの効果とは?
ハーブティーは、古代から人々に愛されてきた自然療法の一環として知られています。多種多様なハーブが使用され、それぞれ異なる健康効果を持っています。カフェインが含まれていないことが多く、リラックス効果やストレス緩和、消化促進、免疫力向上など、心身の健康をサポートする自然な選択肢として広く評価されています。
ハーブティーの効果は主に以下の点が注目されます。
⭐️ 香りを楽しむ効果
ハーブティーの香りはリラックス効果を高め、心身を癒しストレスを和らげます。
⭐️ 飲むことによる効果
ハーブティーを飲むことで、消化促進や免疫力向上などの健康効果が期待できます。
⭐️ 老化防止
抗酸化作用のあるハーブティーは、体内の老化を防ぎ、若々しい肌を保つ手助けをします。
⭐️ デトックス効果
ハーブティーには、体内の毒素を排出し、代謝を促進するデトックス効果があります。
世界三大飲料とは?
以下の飲料も”植物から抽出したもの”とするならハーブティーとなりますね。
世界三大飲料と呼ばれています。
⭐️ 西洋のコーヒー
⭐️ 東洋のお茶(緑茶、烏龍茶、紅茶)
⭐️ 南米のマテ茶
これらは全て異なる地域から発祥し、それぞれ独自の文化や風味を持ちながら、共通してカフェインを含んでいます。
カフェインは脳に直接作用するという、ハーブとしては珍しい性質を持っています。カフェインを摂取すると、脳内の神経伝達を促進し集中力や覚醒作用を高める効果があります。
現代社会では、特に頭を使う仕事が多く、集中力や注意力を高めるために必要とされてきていますが、依存性があるので飲み過ぎには注意しましょう。
ハーブティーで免疫力を高めよう
ハーブティーは薬ではないので症状に直接作用するわけではありません。
例えばカモミールティーを飲んで「胃の調子が良くなった」というのは、正しくは「カモミールが自然治癒力を助けてくれて、胃の調子が良くなった」となります。
胃の調子が良くなったのは自分の自然治癒力が働いたおかげで、ハーブはそのサポートをしたという事です。
詳しくは前回の記事に書きましたが、私たちが生まれながらにして持っている元気になろうとする力を自然治癒力と言います。
私たちの自律神経、ホルモン、免疫はそれぞれ独立しているのではなくネットワークを組んでいて健康でいられるようバランス(恒常性維持=ホメオスタシス)を取っています。何かの原因でそのバランスが崩れた時(体調不良など)に元の健康な状態に戻ろうとする力が自然治癒力です。
ハーブは私たちの自然治癒力をサポートしてくれるのです。
⬇️ハーブと自然治癒力について、詳しくはこちら⬇️
ハーブティの美味しい淹れ方
⭐️ティーポットを使用する淹れ方
・小さじ1強(一人分の場合)のハーブをポットに入れて蒸らす
(花や葉は3分、実や根は5〜10分)
⭐️アイスティの淹れ方
・「ティーポットを使用する淹れ方」を参考に濃い目のハーブティを作る
・コップに氷をいっぱい入れておく
・そのコップにハーブティを入れる
⭐️水出しハーブティーの淹れ方
・容器にドライハーブを入れる水を注ぐ
・それを6時間置く
・茶ごしでこす
この記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。
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