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- 投稿日:2024/09/07

こんにちは。今回は、前回の記事をもう少し詳しく解説していきます。痛みの経路を知り、痛みごとに発生場所が違うことがあるため「これは重要な痛みで受診をしなければならない!」「この痛みはそこまで重要でないかもしれない。」と不安を大きく抱かなくてもよいかもしれません。それでは、一緒に学んでいきましょう!
痛みの4段階
感覚的痛みの発生経路は、主に4つの段階を経て進行します。これらの段階を、「感覚的な痛みの発生機序」の図と「痛みの種類と発生場所」の図を参照しながら説明していきます。

1. 痛み刺激の受容(侵害受容)
「痛みの種類と発生場所」の図で示された赤い円(侵害受容性疼痛)の領域で主に発生します。皮膚、筋肉、関節などに分布する侵害受容器(何か痛みに関する刺激が入ってると検知する場所)が刺激を感知します。刺激の例:組織損傷、炎症、極端な温度、強い機械的刺激この段階は「感覚的な痛みの発生機序」の図の赤い円で表されています。

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