- 投稿日:2024/09/08
- 更新日:2025/10/18
こんにちは、いのうえです。
今回は、我が家でお手伝いを取り入れるにあたって試して効果があった方法を紹介します。
家事の時短にもなると思うので、ご家族がいらっしゃるご家庭はぜひ読んでもらえると嬉しいです。
それでは早速いってみましょう!
はじめに : 2歳でもできる!お手伝いサポート案
この記事では、我が家の子どもにお手伝いを取り入れる際に試した方法と、その結果を紹介します。
子どもが「洗濯物を自分で畳んでタンスに仕舞えるようになる」ために行った工夫と、その成果は以下の通りです。
やったこと
その1 : 一人ひとりカゴを分ける
その2 : カゴに目印をつける
その3 : 畳み方を見せてあげる
その4 : 片付けるところを見せてあげる
できるようになったこと
その1 : 自分のものを認識するようになった
その2 : 洗濯物を畳む、という意識が生まれた
その3 : こちらの指示と行動を紐づけることができるようになった
それぞれ順番に解説していきます。
やったこと
その1 : 一人ひとりカゴを分ける
まずは、それぞれの洗濯物を入れるカゴを準備しました。
我が家は4人家族なので、4つカゴを準備して取り込んだ洗濯物をそれぞれのカゴに振り分けます。
振り分けるとこんな感じです。
洗濯物がお見苦しいのはご容赦ください…
その2 : カゴに目印をつける
次に、子ども用のカゴにそれぞれのものだとわかるように目印をつけました。
我が家の場合まだひらがな・カタカナを読む練習をしていないので丸シールを貼って色で判別できるようにしました。
また、自分の名前の文字列を意識させたいので、シールの下にひらがなで記名もしました。
今は青色は長男、黄色は次男、という認識です。
色とひらがなの雰囲気をセットでインプットしていったら、文字が読めるようにならないかなと淡い期待を抱いています。
その3 : 畳み方を見せてあげる
上記の工程で、まずは「自分の洗濯物」の範囲の認識ができました。
次に、畳み方を教えていきます。
ここで大切なのが、子どもの方から興味を持ってもらうことです。
興味がないのに無理やりやらせても効果が期待できません。
子どもの目につくところで洗濯物を畳んでみたりして、子どもの方からこちらに興味を持ってくれるよう試行錯誤していました。
また、うちの子はまだ小さいため、「見ながら話を聞く」というスキルがありません。
そのため、
「見ててね」
とだけ声かけして、あとは無言でゆっくり洗濯物を畳んでみせてあげました。
ゆっくりゆっくりの方が良いと思います。
まず見てもらい、次に実際にやってもらいました。
「息子ちゃん、やってみる?」
と声かけをし、やりたがった時にやらせていました。
現在2歳11か月ですが、このクオリティで洗濯物を畳んでいます。
これは実際にうちの長男が畳んで重ねたものです。
私はズボラなのでこれで十分なクオリティだと判断してこのままタンスに仕舞わせています。

その4 : 片付けるところを見せてあげる
最後に、タンスに仕舞うところまでやってもらって完了です。
こちらの記事でも紹介した通り、我が家ではみじたくシールを使って子どもが自分で仕舞いやすくなる環境を整えました。
そのうえで、
シャツのマークはどこかな?ズボンはどこかな?
と声かけしてあげると場所を教えてくれましたので、そこにまずは私は仕舞ってみせました。
その後、やってみるか尋ねてやる気があるときに実際にやらせました。
大事なのは、
うまくやる気がでるよう誘導すること
と、
本人が興味を持っている、やる気があるときにやらせること
だと思います。
子どもには、なんでもマネしたい時期というものがありますのでその絶好のチャンスを逃さないよう、日々お子さんの様子を観察してみてくださいね。
できるようになったこと
今まで紹介してきた「やったこと」を踏まえて、うちの子どもが「できるようになったこと」を紹介していきます。
その1 : 自分のものを認識するようになった
まず、全ての洗濯物を一つのカゴにまとめていたのをやめて
それぞれのカゴに振り分けたことで、子ども自身に”自分のもの”という意識が芽生えたように感じます。
また、作業量もカゴを見ると推測できるので
大量に入っているひとつのカゴ
より、
自分のものだけ入っている小さなカゴ
のほうがやる気を失わずに最後までやり通すことができるように感じました。
その2 : 洗濯物を畳む、という意識が生まれた
今まで、うちの子どもの中には「洗濯物は畳むもの」という意識がありませんでした。
教えていないので当たり前だと思います。
自分のカゴに入っている洗濯物を畳むようになって、
「このカゴに入っているものは自分が畳むものである」
という認識ができてきたように思います。
もちろん毎日うまくいくわけではないのですが、
「自分でやること」という意識はあるようです。
やりたくないときは、「お母さんがやって!」と言ってくるので
その時は
「じゃあ、お手伝いするから息子ちゃんも一緒にやってくれる?」
などと提案して、ひとつでも自分で畳んでくれるよう交渉しています。
その3 : こちらの指示と行動を紐づけることができるようになった
これは子どもの成長・発達の影響かもしれないのですが、
私が「お洗濯物、畳んでくれる?」と声をかけると
自分のカゴを持ってきて、そこに入っている衣類を畳む
という行動が出来るようになりました。
畳み終わったものは、
「タンスに仕舞ってくれる?」
と声かけすることで、それぞれの引き出しに仕舞うことができます。
親の声かけと、自分が求められている行動を紐づけられるようになったのは大きな成長だと思います。
複雑な指示はまだ通らないので、
・指示毎にひとつの行動になるよう意識すること
・簡単な作業であること
を意識して声かけするようにしています。
まとめ : 2歳でもできる!お手伝いサポート案
この記事では、我が家の子どものお手伝いを取り入れる際に試してみた方法と、その結果について紹介しました。
「洗濯物を自分で畳んで自分のタンスに仕舞う」ことができるようになるためにやったサポートと結果については下記の通りです。
やったこと
その1 : 一人ひとりカゴを分ける
その2 : カゴに目印をつける
その3 : 畳み方を見せてあげる
その4 : 片付けるところを見せてあげる
できるようになったこと
その1 : 自分のものを認識するようになった
その2 : 洗濯物を畳む、という意識が生まれた
その3 : こちらの指示と行動を紐づけることができるようになった
もちろん、すぐに出来るようになったわけではありません。
最初は、本人が「やりたいな」「やってもいいかな」と感じているタイミングを逃さないことがとても重要です。
小さいころから習慣にできれば、後々自分の家事負担を減らすことができます。
10年後のために今種まきをしているつもりで、少しずつ取り組んでいけたらいいなと思っております。
以上、この記事がどなたかの参考になれば嬉しいです。
また、一言(例:参考になりました!)で構いませんので
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最後までお読みいただきありがとうございました。