- 投稿日:2024/09/12
- 更新日:2025/04/04
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【VYMと比較して明確に異なる部分】
①銘柄数が少ない
VYMは銘柄数が約400社と広く分散されていますが、投資信託のベースになっているSCHDは銘柄数が100社と、十分に分散されてはいますが比較するとかなり少ないです。
よく、ポートフォリオに組み込まれているHDVは銘柄数75社、SPYDは銘柄数80社に近い銘柄数になるため、銘柄数を重視している場合は一旦考える必要があります。
②業種比率に偏りがある
VYMと業種を比較すると
✅公益事業:VYM 6.43%、SCHD 0.04%
✅素材 :VYM 2.36%、SCHD 1.75%
✅資本財 :VYM 12.17%、SCHD 11.70%
✅金融 :VYM 21.31%、SCHD 18.26%
など、4業種を削って他の業種の比率を高めています。
特に、公益事業はほぼ0%に近いため、HDVやSPYDなどと一緒にポートフォリオに組み入れる場合、バランスが崩れないかチェックする必要があります。
③新NISAで運用する場合は、二重課税の自動調整の恩恵はない
楽天SCHDは二重課税の自動調整をしてくれますが、新NISAで運用するとそもそも二重課税が発生しないため、自動調整の恩恵はありません。
また、VYMは新NISAで運用ができるため、
✅SCHDに対しての強いこだわりがある
✅今のブームに乗っかりたい
✅ETFではなく投資信託で運用し、配当金も受け取りたい
上記以外であれば、SCHDのETFが出るまではVYMで運用など、少し落ち着いてから判断してもよいと思います。
④通貨分散ができない
購入や配当金は全て円になるため、ETFのようにドルで保有することができません。
また、為替変動で「ドル転」や「円転」を毎回強く意識したり、配当金を米国株へ再投資に使う場合は、より為替リスクを考慮しないといけないため、本当に「楽天SCHDへ投資する必要性があるのか?」をよく考えましょう。
【記載理由】
学長マガジンチャットで「投資候補になる」と言ったことで、よく考えずに流されて購入してしまう人が現れないかと心配になりました
(^_^;)
本当に自分に必要な投資信託であるかよく考え、納得した上で購入を検討をしていきましょう♪
少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです✨

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