- 投稿日:2024/09/18
- 更新日:2025/10/08
皆さんは骨粗鬆症(こつそしょうしょう)という疾患をご存知でしょうか?これは骨の密度や質が低下し、脆弱性骨折(骨が脆くなり転んだだけ程度の軽微な外力で起こる骨折)を起こしやすくなる状態で、特に高齢者や閉経後の女性に多く見られます。
この疾患の怖いところは、高齢になると多くの人がなるにも関わらず、骨折するまで症状がなく進行する事です。日本には現在1000万人以上の方が骨粗鬆症を患っていると言われています。特に女性では50代の9人に1人、60代の3人に1人、70代の2人に1人と年齢を重ねるごとにその人口が増加します。
これは骨を作るのに関わる女性ホルモンが閉経により減少するためです。
(骨検,https://honeken.jp/index.htmlより引用)
※男性がならないわけではありません
今回骨粗鬆症について、自分の骨の状態をどのように知るのか、もしも骨折するとどのようなことが起こってしまうのか、という事を警鐘の意味を込めて知っていただけたらなと思います。
骨密度を測ろう!
さて、早速ですが「今、あなたの骨密度は?」と聞かれてすぐに答えられる人はそうはいないと思います。むしろ「骨密度ってなんですか?」という方が大半ではないでしょうか?
骨密度とは、骨に含まれるカルシウムやリンなどのミネラルがどれくらい詰まっているかを示す指標で、骨の強さを表します。
つまりこの骨密度が低いと骨粗鬆症=骨が折れやすい状態となります。
測定方法はいくつか種類がありますが、レントゲン被爆量も少なく、約10分と迅速かつ精度の高い測定ができるDEXA(デキサ)法がオススメです。
これは大腿骨(太ももの骨)と腰椎(腰の背骨)を正確に測定する事ができ、骨密度の標準とされています。
費用は全額負担の場合約4,500円、3割負担で約1,350円、1割負担で約450円です。
⚠️注意
どこでも測定できるわけではないので行く前に調べたり、電話で確認するのが確実です。
どんな骨折をしやすいの?
骨粗鬆症が進むとどの様な骨折を起こしやすくなるのでしょうか?
以下簡単に解説👨⚕️
腰椎圧迫骨折(腰の背骨の骨折)
尻もちをつくことでお尻から軸圧がかかり、腰の骨がつぶれるように骨折します。当然腰が痛くなり動けなくなります。
治療は動くと痛いのでコルセットで安静にしたり、セメントで固定する手術などがあります。
また痛みが無く知らないうちに折れている「いつの間にか骨折」と呼ばれているものもあります。最近身長が縮んだなと思ったらこれが隠れいているかもしれません。

大腿骨近位部骨折(太ももの付け根、股関節の骨折)
転倒により脚の付け根が折れ、痛みで歩くことができなくなります。
治療は手術をしなければ歩くことはできなくなってしまいます。また手術をしても多くの方が歩行能力が低下してしまいます。(元通り歩くことができなくなる。杖や歩行器が必要になったり、ベッドで寝たきりになったり)


これらの骨折を起こすと先に述べたように動けなくなります。場合によっては歩行能力の低下により自宅での生活が困難となることで、そのまま施設に入所することになるケースも少なくありません。
その他にも肩や手首などの骨折を起こしやすくなり、これらをまとめて脆弱性骨折と呼ばれることもあります。
最後に
骨粗鬆症の治療は年齢は骨密度の状態により治療方法が変わります。
なによりも骨密度を測り、今の自分の状態を知ること、すでに下がっている人は治療を始める事が重要です。
しかし「私は大丈夫だろう☺️」「別に症状ないし🤔」などと人事だと思っているそこのあなた!実は知らないうちに骨粗鬆症が進行しているかもしれません☠️
症状もないのに検査をしに行くというのが億劫だとは思います。
⚠️実際私の母(58歳)も整形外科医の息子が散々言い続けて1年以上、ようやく測定に行きましたが、やはり骨密度が下がり始めており内服治療を開始しました笑
しかし骨密度は下がってから元に戻すのはとても大変です。まずは下げないように自分の現状を知り、早めにコツコツ治療を開始する事が10年後、20年後に大きな差を生むことは間違い無いでしょう。
まずは骨密度を測りに行ってみましょう!
初めての投稿となります!レビューなどで感想などを頂けると嬉しいです。ぜひとも皆さんの健康資産の糧となることを願っております。