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- 投稿日:2024/09/15

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要約
夫の父親と私の父親が、激しい腹痛のため救急で診察を受け、2人とも奇しくも急性胆嚢炎と診断されました。8月下旬からの2週間で次々と起こった出来事です。お腹の痛み=胃と思いがちなので、早期発見ができるよう、みなさまと共有できればと思い投稿いたしました。
1急性胆嚢炎とは
胆嚢(たんのう)炎とは、胆嚢に炎症が起こる病気です。胆嚢は、肝臓で作られた胆汁をためる袋のような臓器です。胆嚢炎には突然起こる急性胆嚢炎と、炎症が長く続いている状態の慢性胆嚢炎があります。
この記事は家族が急性胆嚢炎になった時、ドクターに説明してもらった話をもとに書きました。病気の診断だけでなく、なぜこのような症状があらわれるのか、どのような過程を経て病気になっていったのか、救急診察でありながら丁寧に説明してくださったのでとても勉強になりました。
珍しい病気ではなく、症例はたくさんあるようですので、みなさんのお役に立てればと思いました。
2胆嚢ってなにをするところ?
消化液の胆汁を貯めておく袋です。胆嚢は胆汁を作りません。胆汁を作るのは肝臓です。肝臓で休みなくで作られている胆汁を必要なときにしっかりと使うために貯めています。そして胃から十二指腸に食物が通ってくるときに胆嚢は胆管を通って液を噴射させます。

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