- 投稿日:2024/11/14
- 更新日:2024/11/14

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要約
災害時に飲んでいる薬の情報が分からないと治療が難航します。お薬手帳や薬の情報を記録しておくことが重要です。紙の手帳が特に便利ですが、スマホの電子お薬手帳やメモでも備えを忘れずに!
今、どんな薬を飲んでいるか、覚えてますか?
お薬を飲んでいる方、またはご家族が飲んでいる方にお伺いします。
今、どんな薬を飲んでいるのか、薬の名前や量、飲む時間を正確に覚えていますか?
実は、多くの方が「血圧の薬」「糖尿病の薬」とは言えても、具体的な名前や量までは分からないことが多いのです。
治療薬は種類が多いため、その情報だけでは特定が難しい場合があります。
では、もし災害時に医師から「どんな薬を飲んでいますか?」と聞かれたら、どうしますか?
そんなときに力を発揮するのが『お薬手帳』です。
私自身、被災地での経験を通じて、この手帳の重要性を痛感しました。
病院や薬局での勤務経験を踏まえながら、なぜ『お薬手帳』が必要なのかをお伝えしたいと思います。
病院勤務中に川が氾濫、水害を経験
当時、私が勤務していた病院が台風の影響で近くの川が氾濫し、病院の1階が浸水してしまったのです。
浸水の影響で、患者さんの情報を管理する電子機器や調剤機器がすべて使えなくなってしまい、情報が確認できないまま調剤を行うのは本当に大変でした。

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