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- 投稿日:2024/09/25
- 更新日:2024/09/25

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要約
期待値を知っておくと、投資のような不確実性をともなう判断で合理的な決定ができるようになります。
※増やすにカテゴライズしましたが、他のあらゆる局面(貯める・稼ぐ・守る・使う)で役立ちます。
期待値とは
ざっくり言うと、予想できる値の平均です。
たとえば、サイコロを振ったときに出る目の期待値を考えてみましょう。
サイコロは1から6までの目が出ます。それぞれの目が出る確率は同じです。期待値は、「このサイコロを何度も振ったら、平均してどんな目が出るか?」という質問に答えるものです。
具体的には、サイコロの目は1から6までありますが、何度も振ると平均して「3.5」の目が出ると考えられます。もちろん、実際にサイコロを振ると3.5の目が出ることはありませんが、長い目で見ると、1から6までの数字の平均が3.5になるということです。
日常の例でも考えられます。たとえば、宝くじの期待値を考えると、宝くじを何枚も買ったら、当たるかもしれない金額の平均がいくらかというのが期待値です。多くの場合、期待値は投資した金額よりも低くなるので、長期的には儲けが出ないことが多いです。
期待値は、たくさんの不確実な出来事があるとき、その結果の「平均的な傾向」を示してくれるものです。

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