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- 投稿日:2024/09/25
- 更新日:2024/09/25

今や、学生の3人に1人が利用するのが奨学金です。
私は就職後、約8年間で返済を終えることができましたが、なかには返済期間が十数年以上になる方もいるようです。この場合、就職後の生活の負担となっているケースも少なくありません。
そのため、奨学金を利用する場合は、その種類や返済方法などをあらかじめ理解しておく必要があります。
今回は奨学金制度の基本的な知識をはじめ、活用のポイントと注意点について解説していきます。
家計における教育費の負担は年々増加の傾向にあり
近年の物価高の影響を受けて、実質賃金のマイナスが続いています。そのため、住居費と同等に家計を圧迫してくるのが、「教育費」です。
文部科学省「国公私立大学の授業料等の推移」を基に、「令和の大学生」と「平成元年の大学生」の年間授業料を比較してみますと、平成元年の国立大学の年間授業料は約34万円、私立大学の年間授業料は約57万円ですが、令和5年の国立大学の年間授業料は約54万円、私立大学の年間授業料は約95万円までに増加しています。家計における教育費の負担は年々大きくなっていることが分かります。

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