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- 投稿日:2024/09/26
はじめに
測量などで得たポイントデータから、サーフェス(面データ、ラスタ)を作成する手順をまとめております。ポイントデータから対称領域内の体積などの算出が可能です。土砂量の変化などを観測する際に用いられます。このような手順のことを空間内挿といいます。
通常、対称領域内を網羅的にデータ収集するのは経済的、物理的に不可能なことが多いです。そのため、正確な連続サーフェスの作成がこれらの場所のデータ値の予測に不可欠となります。
今回は、スプラインとTINでの変換を行っております。
スプライン
内挿法の1つであり、サーフェスの全般的な曲率を最小化する数学関数を使用してセル値を見積もります。一連の入力ポイントを正確に通るスムーズなサーフェスが得られます。
水面計や温度、丘陵地などの自然形状を求める場合に用いられます。
TIN
Triangulated Irregular Network、三角不整網。主に地形の表現に利用されます。三角形のネットワークを使って地形や表面データをモデル化します。断面図の作成、勾配の解析、斜面の傾斜や方位の計測、視野範囲(歌詞領域)の解析などに用いられます。
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