- 投稿日:2024/09/28
- 更新日:2025/09/30

このノウハウに興味を抱いていただきありがとうございます。
この「キッチン」収納編では、「引出し」収納編の考えを元に紹介していきますので、事前にそちらを読んで頂くと話が入ってきやすいかと思います。
私は料理が苦手な片付け好きのオスです。
料理が苦手なので、少しでも苦手意識(ストレス)をなくすため、キッチンスペースは使いやすくしておきたいと思い妻と相談しながら定期的に見直しを行っています。
今回はより具体的なグループ分けの方法と、どの高さに収納するのが便利なのか といった所を紹介したいと思います。また少しですが具体的な収納方法もご紹介しますので参考になればと思います。
はじめに
手順は「引出し編」と同じ
・出す
・集める
・捨てる
・定める 立たせる
・重ねない
・見直す
です。
それでは早速はじめたいと思います。
片付け手順
・【出す】全部一回出す
キッチン編でも出す範囲は小さく始めましょう。
ただ、キッチンは同じお鍋でも、入るスペースの違いによって片付けている場所が違っていると思いますので、ある程度同じモノが入っている所を同時に出すようにしてみましょう。
・【集める】グループ分けする・テーマ分けする
「出す」でお鍋の話をしたのでグループ分けもお鍋で説明しますが、
例えば浅いプライパン、深めのお鍋等いくつかあると思います。
その時には私は使用頻度別でグループ分けします。
・日々使い
・1~3カ月毎
・シーズン毎使い 等です。
日々使いは毎日使うので調理台のすぐ下に集め、
1~3カ月毎に使うものは低めの場所、
シーズン毎(土鍋など)は高い位置の扉 に仕舞っています。
【グループ分けする際の分類方法】
以下はグループ分けってどう考えるの?といった解決になればいいなと思い記載します。分け方が分からなければ当てはめて分けてみてください。
『使用頻度による分類』
・日常的に使うもの: 手の届きやすい場所に配置
・時々使うもの: 少し奥まった場所に収納
・ほとんど使わないもの: 収納スペースの奥や高い場所に保管
『機能や用途による分類』
調理器具、食器、保存容器など
『サイズや形状による分類』
大きさ別: 大型、中型、小型アイテム
形状別: 平たいもの、細長いものなど
『季節性による分類』
春夏用品
秋冬用品
オールシーズン使用するもの
・【捨てる】断捨離する・減らす
グループ分けしたら捨てるものを考えます。
必ず捨てる必要はありませんが、家に置けるモノは限りがあります。
そして使い勝手を考えるとモノは少ない方が使いやすいです。
機能が重複している物や今後置いておいても使うかわからない物は
メルカリに出すことも検討しましょう。
・【定める・立たせる】物に住所を決め、仕切って自立させる
引出し編でも紹介したかったのですが、アイリスオーヤマさんのサイトで見つけた住所を決めるときの基準判定の画像がとても分かりやすかったので紹介したいと思います。
「使いやすさ」の列はそれぞれの範囲にどんな動作が必要か、
「使用頻度」の列ではどんなものをその範囲に置けば使いやすいか、
「収納品」の列ではどんなものを置くと良いか。を表しています。
例えば、先程 例に出てきた土鍋は冬によく使うと思いますので、1年を通してみると使用頻度は「あまり使わないもの」、また収納品の列では「大きくて重いものなの」なので、30㎝以下の場所に片付けるのがよさそう!ということになります。
これに当てはめるとキッチンだけでなくお部屋の片付け全体にも生かせそうですね。
・【重ねない】上に上に乗せない
ボールなんかはサイズも様々なので重ねたくなるのですが、
我が家では重ねていません。
引出し編と違って重ねること全てが悪い訳ではないのですが、
重ねてしまうと使うまでの手数が増えるんですよね。。。
例)引出しの中のボールを取り出す時
〈重ねて収納した時〉
引き出しを開ける(1手目)
重ねてあるボールを全て出す(2手目)
必要なボールを選ぶ(3手目)
不要なボールを戻す(4手目)
引出しを閉める(5手目)
↓
〈重ねず収納した時〉
引出しを開ける(1手目)
必要なボールを出す(2手目)
引出しを閉める(3手目)
我が家では
収納スペースの底にマグネットシートを敷き、
その上に小さめのブックエンドを乗せます。
するとマグネットシートにブックエンド(スチール製)がくっ付き、
簡単な仕切り板になります。
そこに各種ボールを立てて収納するようにしています。
収納するモノが変わればブックエンドをズラすだけ。
ボールの数も料理をたくさんされる家はもっとあると思いますが、
我が家は必要最小限だけここに片付けて置き、
その他は別の高い位置に置いておくようにしています。
(下の写真は真上から見た写真です)
少しわかりにくいかもしれませんが横から見るとこんな感じです。
お鍋も同じで、towerのスタンドを利用して自立させるようにしています。
(これは真上から見た写真です)
・【見直す】定期的な見直し
ここも引出し編と同じですが、使ってみて少しずつ場所を移動してみたり、買い足してみたりしています。引出し編と違い 大きいものもあるので、見直しのたびに全然違うところになる なんてことはないと思いますが、「ここの扉の中じゃなくてもいいんじゃないか?」「お鍋はダイニングテーブルの近くよりキッチンに近い扉の所がいいんじゃないか?」といったように他の使う人と相談しながら進めるとより便利になると思います。
まとめ
家によって収納スペースに限りがあるので、片付けに正解はありませんが、基本の手順は同じだと思います。皆さんのくつろげる自宅が快適なスペースになることを願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。