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- 投稿日:2024/09/29
- 更新日:2024/09/29

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要約
🌿✨ 昔話でおなじみの「しばかり」は「柴刈り」のこと。日本の伝統的な生活を反映したこの言葉には、先人の知恵が隠されています。昔話に秘められた意外な意味を知ることで、私たちの視野が広がるかもしれません。
「しばかり」の意外な意味
みなさん、昔話によく出てくる「しばかり」という言葉の本当の意味、ご存知ですか?
実は「しばかり」は「柴刈り」が語源なんです。
「桃太郎」の冒頭部分を思い出してみましょう。
「おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へ洗濯に行きました」というくだりがありますよね。
ここで登場する「しばかり」は、小さな雑木や枝を集める「柴刈り」のことを指しているのです。
「しばかり」の歴史的背景
🔥 昔の日本では、電気やガスが普及する前は、煮炊きや暖房に柴や薪が欠かせませんでした。
だから、柴刈りは日常的な作業として行われていたのです。
「しばかり」は、そんな日本の伝統的な生活様式を反映した言葉なのですね。
他の昔話での「しばかり」
📚 実は「桃太郎」以外にも、「かちかち山」や「花咲か爺さん」、「笠地蔵」など、おじいさんが柴刈りに行く場面が登場する昔話がたくさんあります。
これらの物語では、「しばかり」が単なる背景ではなく、ストーリー展開に関わる重要な要素になっていることが多いんですよ。

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