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- 投稿日:2024/10/02

1.土地相続国庫帰属制度とはなに?
土地相続国庫帰属制度とは、相続等によって取得した土地を国に引き渡す(国庫帰属)ことができる制度です!
この制度は、土地の維持費や固定資産税の負担が大きい場合や、不要な土地を管理できない場合に利用できます。
2.対象とならない土地もある
土地相続国庫帰属制度を申請できるのは日本の土地なら全部!!ではなく、いくつかの要件を満たす必要があります。
以下の土地は残念ながら対象外となります。
1. 建物や構造物がある土地
建物が残っている土地や、古い建築物、解体が必要な構造物がある土地は対象外です。これは、建物の解体や撤去に費用がかかるためです。
2. 他人の権利が存在する土地
賃貸契約が結ばれている土地や、他人が通行権を持っている土地などは、第三者との関係があるため、国に帰属させることができません。
3. 境界に争いがある土地
隣接する土地の所有者との間で境界線が確定していない場合や、争いが生じる可能性がある土地は帰属できません。境界が曖昧な土地は、専門家による測量や法的手続きが必要になります。

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