- 投稿日:2024/10/04
- 更新日:2025/10/25
PTA会費徴収が現金からenpayによるキャッシュレス決済に移行したお話
私は小学校のPTAで、3名の会計係のうちの1人として活動していました。 当時の集金方法は、💴 年間1,000円の会費を子どもに現金で持たせて、土曜の参観日にPTAクラス役員が集金するという昔ながらのスタイル。 📋 クラス名簿と照合し、未納者には✉️ 督促の手紙を配布。 毎回、⏳ 時間と手間がかかっていました。
👨🏫 そんな中、新しく赴任された校長先生が 「来年度からキャッシュレス決済にしたい」と提案!
しかし私たち会計係3名は、すでにその年の集金業務で多くの時間を費やしており、 🔄 PTA役員は1年交代制ということもあり、 「キャッシュレス移行は次の会計係に引き継ぐべき」と判断しました。 (💡 キャッシュレス化に反対していたわけではなく、準備の手間を避けたかっただけです。 👶 3名とも子どもが1人だけだったため、2年連続で役員を務める理由もありませんでした)
📅 翌年の1学期、キャッシュレス移行の準備が間に合わず、 その年も💴 現金での集金が継続。
しかし、次の会計係がキャッシュレス決済の準備を進め、 📲 翌々年にはついにキャッシュレス決済が導入されました!
この移行には、 🌟 校長先生のリーダーシップと、 🙌 2年連続で役員を務めた方の努力が大きく貢献しました。

現在のキャッシュレス決済:enpay
現在、PTA会費の支払いには「enpay」というキャッシュレス決済システムが採用されています✨
💡 enpayを使うメリット
・💴 現金集金の手間がゼロに!
・👨👩👧👦 保護者は以下のような多様な支払い方法から選べます:
- クレジットカード - PayPay - LINE Pay - au PAY - コンビニ決済 など
⚠️ 注意点 :手数料がかかるため、費用負担が若干増える。
enpayの詳細
費用
エンペイ集金システム利用料:ショットプランで年間10,000円
エンペイ決済手数料:集金額×3.8%
支払いフローチャート
<LINE登録が可能な場合>
LINE登録:まずQRコードを読み取り、enpayのLINEアカウントを友だち登録します。
アカウント連携:IDとパスワードを入力し、アカウント連携が完了します。
家族を招待:連携が完了したら、家族を招待することが可能です。「メニューを開く」→「施設・家族を追加」で行います。
決済方法の選択:LINEで請求メッセージを受け取り、クレジットカードやPayPay、LINE Pay、au PAYで支払い
コンビニ決済の場合は、メッセージからコンビニ端末に表示された番号を入力し、レジで支払い
<LINE登録が不可能な場合>
紙の支払い依頼書が届き、クレジットカードやコンビニでの支払いを行います。

決済手数料
電子決済手数料:43円
コンビニ支払い手数料:373円(電子決済手数料43円+コンビニ手数料330円)
エンペイ導入後のメリット・デメリットについて
メリット
子どもに現金を持たせる必要がなくなった
子どもが現金を学校に持参する必要がなくなり、紛失や盗難のリスクがなくなった点は大きな安心材料です。
クラス役員の負担が減った
現金を集め、クラス名簿と照合し、未納者に督促の手紙を配布する手間がなくなったため、クラス役員の負担が大幅に軽減されました。
デメリット
最初のLINE登録に手間がかかった
初めてのキャッシュレス決済導入の際、保護者がLINEでの登録作業に慣れていなかったこともあり、最初の導入時には手間や混乱がありました。登録方法の案内やサポートが必要だったかもしれません。
費用負担が増えた
エンペイを利用する際、保護者側に手数料が発生します。特にコンビニ支払いを選択すると、電子決済手数料とコンビニ手数料の合計373円がかかるため、現金払いに比べて費用が増えました。
会計係の負担について
エンペイ導入初年度の会計係は、システム導入に関わる準備や運用の慣れない部分で苦労した可能性があります。特に、システムの使い方の案内やサポート、保護者とのコミュニケーションが必要だったでしょう。
回収率への影響
現金回収時の回収率は約95%、未納者は約5%だったとのことですが、キャッシュレス移行後の回収率がどうなったかは気になる点です。
最後に
現金徴収に悩んでいる方にとって、キャッシュレス決済の導入は効率化の一助となるかもしれません。導入には一定の準備が必要ですが、参考にしていただければ幸いです。