- 投稿日:2024/10/07
- 更新日:2025/11/15
【初心者向け】ExcelのCOUNTIF関数で支出を簡単にカウント!家計管理がもっと簡単に!
Excelで家計管理をしていると、特定のカテゴリや金額に該当する支出がどれくらいあったかをカウントしたいことがありますよね。そんなときに便利なのがCOUNTIF関数です。この関数を使うことで、特定の条件に一致するデータの数を自動的に数えられ、集計がとても簡単になります。今回は、家計管理に役立つCOUNTIF関数の基本的な使い方を解説します。
1. COUNTIF関数とは?
COUNTIF関数は、指定した条件に一致するデータがいくつあるかをカウントするExcelの関数です。たとえば、「10,000円以上の支出が何回あったか」「特定の支出カテゴリが何回登場したか」など、簡単にカウントできます。
【=COUNTIF(範囲, 条件)】
範囲: 条件をチェックするセル範囲。
条件: カウントするための条件。
2. 家計管理におけるCOUNTIF関数の使い方
例1: 10,000円以上の支出がいくつあったかカウントする以下のような家計簿の表があります。

この表から、10,000円以上の支出が何回あったかを数えます。
表示させたいセル(今回はD2)に以下の関数を入力します。
【=COUNTIF(B2:B6, ">=10000")】
この関数を使えば、B列(支出額)で10,000円以上の支出がいくつあるか自動的にカウントできます。

条件回数10,000円以上の支出3
次のような日ごとの支出の表があります。
例えばE2に以下の関数を入力してみましょう。
=COUNTIF(B2:B6, "食費")
この関数は、B列(カテゴリ)から「食費」と一致するデータを数えます。
結果:
カテゴリ回数:食費3
3. COUNTIF関数の応用例
1. カテゴリ別にカウントする
例えば引数の「"食費"」の部分をセル参照「E1」にしてドロップダウンリストを設定してから、他のカテゴリを選択することも可能です。
ドロップダウンリストについてはこちらから↓
「日の予算2,000円を超えた項目」がいくつあるかをカウントすることも可能です。支出が予算内に収まっているか確認するのに便利です。
おまけ:例えば条件付書式をあらかじめ設定しとくと。。。
セルが強調されているのが一目でわかると思います。
条件付書式の設定はこちらを参考にしてみてください。↓
4. COUNTIF関数を活用するメリット
データ集計が簡単にできる: 特定の条件に合致するデータの数を自動的に数えられるため、手作業でカウントする手間が省けます。
家計の見直しがしやすい: 支出が多いカテゴリや高額な支出の回数を簡単に把握でき、無駄遣いを減らすのに役立ちます。
条件付き書式と組み合わせると効果的: COUNTIFでカウントした結果に基づいて、条件付き書式で支出項目を強調するなど、視覚的な管理も可能です。
条件付き書式がわからないよ〜、😭という方はこちらの記事をどうぞ↓
まとめ
COUNTIF関数は、家計管理において非常に便利なツールです。特定の条件に合う支出を簡単にカウントでき、データの集計がスムーズになります。特に、食費や交際費などのカテゴリごとの支出回数や、予算を超えた項目を把握するのに最適です。ぜひCOUNTIF関数を使って、家計管理をもっと効率的にしてみてください!
質問などありましたら、コメント欄やDMに書き込んでみてください。