- 投稿日:2024/10/12
- 更新日:2025/09/29
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冷凍保存は、家事育児に忙しい働くママにとっても、食材を余らせがちな少人数世帯であっても食生活を豊かにする強力な味方です。
インスタントやレトルト食品も便利ですが、たまには自分で味をつけた料理で季節を感じたり、胃腸をいたわったりすると健康資産アップにも繋がります。
冷凍保存は、食品を新鮮な状態で保存できるため、食材を無駄にすることなく、必要なときに使用することができます。また、安いときに大量に購入しても、余った食材を冷凍しておくことで、買い物の頻度を減らすことができ、時間の節約に繋がります。
冷凍保存するときの注意点もまとめましたので最後まで読んでいってください。
1.冷凍保存のメリット:5選
冷凍保存をするといろいろなメリットがあります。
①食品の保存期間を伸ばすことができます。保存期間が長くなると冷凍焼けを起こしやすくなります。
②微生物の活動を抑制し、食品の安全性を保ちます。
③季節をとわず食品を楽しむことができます。
④食品廃棄を減らすことができます。
⑤下ごしらえ済みの食材を冷凍しておけば、調理時間が短縮できます。
2.冷凍保存の手順
上手に冷凍保存をするためには、食材に少し手を加えることが必要です。ほとんどの食材に共通するコツをお伝えします。
2−1 食品の水分を取る
食品についている水分をしっかり拭き取る。水分が残っていると冷凍焼けの原因になります。
2−2 食品を小分けにする
大きな塊のまま、平らになっていない状態だと、中心部まで冷えにくく、品質低下の原因になります。解凍するときも加熱ムラができ、上手に解凍できない原因になります。
2−3 密閉する
ジップロックやラップで空気を入れないようにしっかりと密閉させる。空気が入ると酸化が進み食品がいたみやすくなります。
2−4 ラベルを付ける
ラベルに食品の内容と日付を記入します。冷凍すると見分けがつかなくなることがあるのでしっかりと書くようにしましょう。保存期間の目安は1ヶ月程度が目安です。冷凍では菌を死滅する効果はありません。できるだけ早く消費しましょう。
2−5 急速冷凍をする
食品をすばやく凍らせることで、細胞の破壊を最小限に抑え、品質を保つことができます。アルミホイルに包んだり、金属バットの上に食品を置き冷凍庫にいれると短時間で冷凍できます。
2−6 冷凍庫に入れる
冷凍庫は−18℃以下に設定しましょう。温度が高いと溶けてしまい、水分が出てきます。
3.解凍方法:3つ
解凍方法には、自然解凍、流水解凍、電子レンジ解凍の3つがあります。正しく解凍すると美味しい料理に仕上がります。
3−1 自然解凍
冷蔵庫に入れて解凍させる方法です。時間はかかりますが、食材に優しく、最もおすすめの方法です。仕事に出かける前に冷蔵庫で解凍をしましょう。
3−2 流水解凍
短時間で解凍できますが、ドリップが出やすくなる可能性があります。ドリップが出ると料理が美味しく仕上がらない原因になるので注意しましょう。
3−3 電子レンジ解凍
最も短時間で解凍できますが、加熱ムラができやすいです。冷凍するときに厚さを均一にしておくと加熱ムラを防ぐことができます。
4.保存のときの注意点
保存のときの注意点は2つです。料理にしたときに美味しく食べられるように保存期間と温度管理はしっかりとしましょう。
4−1 保存期間:1週間
食材の種類や冷凍方法によって異なります。冷凍は無菌状態や殺菌の効果はないので、一般的には1ヶ月以内を目安に消費するようにしましょう。
4−2 冷凍庫の温度:ー18℃以下
冷凍庫の温度は‐18℃以下で保存しましょう。
5.まとめ
冷凍をすると細胞壁が壊れて、食感が悪くなる食材もあります。また、そのまま冷凍してもいい食品、塩もみや茹でてから冷凍したほうがいい食品もあります。
食品にはいろいろな特徴があります。特徴を一度知っておくとずっと使えますよ。次は、それぞれの食品冷凍について書いていきます。
🍋他にも日々の献立や調理のコツなどをまとめて寄稿しています。調理を毎日されている方、献立に悩んでいる方、調理に興味がある方は読んでみてくださいね。
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