- 投稿日:2024/10/13
- 更新日:2025/10/11
こんにちは、ざわと申します。
筆者は東京生まれ・東京育ちで大学まで過ごしていましたが、新卒就職の際、山形県にある事業所に配属となり、約2年間山形県に在住しました。
いわゆる「都会育ち」だった筆者が、「地方」に配属となって感じた、金銭的な観点でのメリット・デメリットについて解説したいと思います。「地方転勤の声がかかった」等、同じような境遇となった方に参考になれば幸いです。
山形県への配属が決まった時に感じた事
就職の直前、修士論文発表の直前に、就職先からの電話で配属場所を知らされました。その時の筆者の心情は以下の通りです。
・え、山形に会社の拠点あったの…
・そもそも山形ってどこにあるの…?
・これから遠距離(恋愛)ってこと…?
正直、山形配属が決まった時はネガティブな感情の方が大きかったです。ただ、実際に住んでみると、トータルでは行って良かったという結果になりました。
山形県に住んで感じたメリット3選
①家賃が安いため、固定費が安く済む
住居は1Kの物件でした。レオパレスの物件だったため、
・家具・家電は備え付けてあり、初期投資不要
・家賃に水道光熱費が含まれており、使い放題
でした。さらに会社補助により自己負担は3割で済んだため、家賃・水道光熱費合わせても約2万円(駐車場代は別途5000円)とかなり安く済みました。
②誘惑が少ないので、支出も少なくなる
ご想像の通り、都会とは違って様々なお店が少なく、お金を使う機会があまりありません。
さらに、学生時代の知り合い等は当然近くには住んでおらず、飲み会に誘われることもありません。
お店は全然ありませんが、家から10歩の距離にさくらんぼ畑がありました。
この頃はまだリベには出会っていませんでしたが、コロナ禍の時期と重なったこともあり、絶好の資産形成機会と捉え、家計管理やインデックス投資をどんどん進めていきました。山形配属されたおかげで、資産形成の習慣ができたといっても過言ではありません。
②初めての場所で新鮮!温泉・スキー行き放題!
生まれてから2x年間、東京以外に住んだことがなかった+実家から出たことがなかった筆者にとって、初めての東京以外・初めての一人暮らしは新鮮なことだらけでした。
中でも、温泉が行き放題なのは感動でした。山形県には35市町村が存在しますが、その全てに温泉施設があります。筆者は山形県に在住した約2年間の間に、全ての市町村に訪問・温泉に入るという実績を解除しました。
少し内容が不完全ですが当時のメモです。正確には1年半の期間で35市町村訪れていました。
しかも、その一つ一つの充実度合いがすごいです。寒河江市にある「ゆ〜チェリー」という施設は、一見ただのよくある公共施設なのですが、実は3種類の源泉が引かれており、すべて源泉掛け流しのお風呂をたったの350円で味わえます。東京の感覚からするとバグっています。

また、スキーも何度か行きました。東京に住んでいると、スキーに行こうとするとどうしてもバスや新幹線等での移動が必要で、時間とお金がかかりますが、山形に住んでいれば、わずか30分ほどでスキー場まで車で行くことができるのは感動体験でした。
家から約30分でこの景色です。
山形県に住んで感じたデメリット3選
①公共交通機関は実質使えない+冬は豪雪地帯のため、車が必須
山形県は典型的な車社会です。鉄道は走っていますが、1時間に1本程度で、利用しているのはほぼ地元の中高生だけです。
さらに、冬は豪雪地帯のため、自転車等での移動もほぼ厳しいです。どうしても車は必要になってきます。さらに、4WD・スタッドレスタイヤも必要となってくるため、車に対する出費は覚悟しなくてはなりません。筆者は就職して1年目の7月頃に、約60万円ほどの中古車(4WDのポルテ)を購入し、最小限の出費になるよう心がけました。
さらに、冬は車の雪下ろし・駐車場の雪かきが必要で、体力・時間共に奪われます。
勤務先と家の往復だけでも、冬は毎日のように雪かきが必要になります。
②首都圏に出るために片道4時間の新幹線移動が必要
当時、千葉県に住んでいた彼女(現在の妻)と遠距離恋愛の状態でしたが、月一程度の頻度で会うため、片道4時間の移動が必要でした。時間だけでなく、新幹線代を含む交通費が毎回かかり、地味に痛手でした。
③ライフイベントの決断に支障がある
②でも述べた通り、遠距離恋愛状態でしたが、いつかは結婚をと思いつつも、いつになったら一緒に住めるか…といった感じで中々決断できない状態でした。
妻は当分異動することはない予定だったため、筆者がなんとか千葉に異動できないか考えました。筆者の会社の場合、千葉県内に同じ事業部の拠点があり、そこへの異動の希望を出していました。
その後、コロナ禍で色々と思うこともあり、決断しました。山形在住中に遠距離のまま入籍し、その約半年後に千葉への異動が叶いました。籍を入れたという事実が、異動という結果に結びついたのではないかと考えています。思ったよりも早く異動できてラッキーでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
金銭的観点でメリット・デメリット両方ともありましたが、最終的にはトータルではメリットの方が大きい結果でした。何より、東京では味わえない様々な経験ができました。今でも、山形時代に知り合った人の一部とは交流があります。
今の時代、全国転勤ありの会社や、地方への転勤は疎まれる傾向にありますが、地方転勤でしか得られない経験があるのも事実です。不本意な異動であったとしても、ポジティブに捉えることで、かけがえの無い経験にできるかもしれません。
皆さんは地方転勤の経験などありますでしょうか。「〇〇県ではこうだった〜」といった情報があれば、レビューで教えていただけると参考になります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。