- 投稿日:2024/10/17
- 更新日:2025/11/24
はじめに
私の父は大腸がんが進行した状態で見つかりました。
父は便秘を「歳のせい」そして「検査が怖い」「がんだったら怖い」と受診を避けていました。通院を始めても、勧められた大腸内視鏡検査も後回しに。その結果、進行した大腸がんと胃の腫瘍の8時間を超える大きな手術、その後化学療法も受けました。
幸いなことに、1年経った今父は元気に暮らしていて、人工肛門の管理も自分で行えています。「もっと早かったら」医師の言葉が今でも胸にあって時々ギューッと痛みます。もし私が説得できていたら、もっと早く検査を受けていたら、今よりも遥かに楽しい日々を送れたかもしれません。
実は私も便秘と胃痛があり、内服薬でその場しのぎをしていました。今回検査を受けたことで「もしかしたら私も…」というような不安がなくなり、頭の中に余裕ができました。これで何事にも全力で取り組めます🔥
検査を先延ばしにせず、今のうちに受けることが重要です。特に年末の忙しさが増す前に、検査を受けることで健康の安心感を得られます。
がん検診の基本条件、メリットとデメリット、また指針で定めるがん検診の内容について下記をご参照してください。

出典:厚生労働省ホームページ
出典「国立がん研究センターがん情報サービス」
「今」検査を受けてほしい5つの理由
①早期発見、早期治療のメリット
国民の2人に1人が“がん”になり、4人に1人が“がん”で亡くなっています。しかし、がん検診を受けることで、がんによる死亡を減らすことができます。治療も軽くすむことが多く、身体的負担、経済的負担や時間は一般的に少なくてすみます(厚生労働省HP)
両学長のお言葉
🦁「病気になる前にお金をかける方がコスパがいい。病気になった後で治す方がお金もかかるし時間もかかる。そもそも元通りにならないことの方が多い。どうせだったらお金がかからない方で、なおかつ生活のクオリティが高くなる方法に時間とお金かけた方が効率がいいよね」
健康こそ最高の富】お金持ちが裏でコッソリ実践している健康法【良いお金の使い方編】:(アニメ動画)第226回
看護師として、がんを経験した父親の娘としてとても共感します。
病気は進行してから治療すると、医療費が多くかかることが多いです。休職や退職で収入ダウン、自炊ができなくなりテイクアウトや宅配が増えるなど支出アップにつながることもあります😢
②検査予約の取り直しが大変
寒くなると風邪やインフルエンザが流行します。もし感染してしまったり、体調不良の状態になると検査予約の変更をする必要が出てきます。内視鏡検査は1日に行える数に限りがあります。また大腸検査の場合は前日から(便秘などの症状があれば2、3日前から)の食事制限や下剤内服も必要です。予約変更の調整が難しいことが予想されます。
③ポリープなど異常が見つかったら慌ただしい
ポリープや異常が見つかると、その場で切除したり、後日入院をして改めての検査手術が必要になる場合があります。食事や飲酒、力仕事、スポーツ、サウナ等の制限が必要になることもあります。忙しい時期は人によって違いますが、一般的に忙しくなる12月より以前のゆとりがある今検査を受けることをおすすめします。
私の義父のケース:クリニックでの大腸内視鏡検査で大きなポリープが見つかったため、2週間後に総合病院で入院して切除しました。5日後退院、1ヶ月は禁酒を指示されました。最初に検査してからポリープ切除して、日常生活に戻るまでに6週間の日数を要しました。
④スケジュール調整が難しくなる
年末は仕事が忙しくなりがち。また忘年会やクリスマスなど素敵なイベントも目白押し✨✨✨
忙しい時期に検査を受けるより、今のうちに余裕を持ってスケジュールを調整しましょう。
⑤女性は生理との兼ね合いも考慮が必要
女性の場合、生理と検査日が重なると心理的にも身体的にも抵抗感が増すことがあります。
胃薬や便秘薬でよくなるから大丈夫と思っていませんか?
実際に検査をしてみたら、私の場合、大腸ポリープが見つかり、胃は荒れていました。切除した組織は検査に提出し、結果は悪性のものではないことがわかり安心しました。
ピロリ菌の検査も一緒にしてもらえます(わが国では胃がんの原因の98%がピロリ菌由来である。自覚症状のないうちに診断されるので早期胃がんの頻度がさらに高くなり、救命効果がきわめて大きい 厚生労働省リスクに応じた胃がん検診の考え方)
大腸内視鏡検査では病変を発見しやすくするために大量の下剤を内服して、便カスが全くない状態にします。腸内環境を可視化することができるため、便秘を引き起こす可能性がある要因(例えば、腸が狭くなっている部位があるとか)も発見されることがあり、便秘問題に対する解決策を見つけることも期待できます。(実際、市販薬に頼っていた私も検査をした上で下剤の調整をしていただき、また水分摂取を励行することなど生活を見直すことにより最近調子がよいです♪)
痛くない!(鎮静剤ありを選択すれば)
鎮静剤ありでの検査は点滴から鎮静剤を静脈内に注射します。眠くなり、不安や緊張感が和らぎます。痛いのは、点滴の注射針を刺す時だけです。検査後も痛みはありません。(私の場合、検査前「眠くなる薬を入れますよ」という先生の言葉を聞いた後の記憶がありません。物音で目覚めたら検査が終わっていました)
鎮静剤を使用すると血圧が下がったり、呼吸が弱くなったりすることがあるため、パルスオキシメーターなどモニターを付けます。
鎮静剤使用後は眠気が続くので検査終了後も1時間ほど休んでから帰宅することになります。検査後は車やバイク、自転車の運転は禁止なので、検査を受ける医療機関への交通経路の検討が必要です🚃💨
恥ずかしくない!専用検査着で安心😮💨
「お尻🍑を見られるのが恥ずかしい」
安心してください!履いてますよ!!
検査の前に穴あきのズボン(多くの場合使い捨て)に履き替えます。そしてそれを履いたまま検査を受けます。検査に必要な部分だけ(お尻の穴だけ)が見えるので、陰部があらわになることはありません。
私の場合は上衣もお尻が隠れる長さの検査着でした。
常日頃から私たち医療従事者は最大限、羞恥心に配慮します。ベッドに上がる時、横になってからもタオルで覆うなどして隠してくれます。
そして何より私たち医療従事者は検査目的だけに集中していますので安心してください🫶
気になる料金👀
クリニックで事前にこのように説明されました。
私は3割負担なので最高45,000円!
実際に支払った金額は、約31,000円(ポリープ切除、組織検査全て含めて)
ポリープを切除した場合は生命保険の給付金対象となります(加入しているプランが適応するか要確認)
私は諸事情により、医療保険に加入していて給付対象プランであったので手術給付金をいただけました😅
まとめ
検査は受けるべきだと分かっていても、気が進まなかったり忙しい毎日で後回しになりがちです。しかし、今のうちに検査を受けることで、年末の慌ただしさを避け、健康に対する安心感を得ることができます。
自由で豊かな生活のため、【健康は究極の資産】です。
元気で長く働くことができれば、年金を受け取る年金を増やせる可能性も💰(年金の受け取り時期を65歳から遅らせると、受け取る年金額が増えます✨1か月遅らせるごとに0.7%増額です。65歳ではなく70歳に遅らせると42%のアップになります🙌)
特に症状がある方は、ぜひ今すぐ予約をおすすめします。
この後、実際の検査前から検査当日や検査後のことも投稿予定です。
もしご不明な点やご指摘などありましたらコメントをいただけましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
健康で気の合う仲間とワイワイ♪
モルディブにも…🦁💕
あなたとあなたの大切な人の笑顔がずっと続きますように🌈