- 投稿日:2024/10/17

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要約
普段病院で薬を説明・管理する立場から患者さんに心がけてほしいことを2点に絞って解説しています。
ほんおーと申します。
普段は田舎の総合病院で病棟勤務をしており、患者さんに対して薬の効果や副作用、飲み合わせ等について説明したり、病棟で適切に薬剤が管理されているか確認する仕事をしています。
入院患者さんへの薬の聞き取りや説明を行う上で、ぜひとも皆さんに心がけてほしいことを3つ挙げたいと思います。
普段から心がけてほしいこと
その①:家族や自分の薬を知らない。
その②:お薬手帳を電子化できていない。
【その①:家族や自分の薬を知らない】
患者さんと接していて案外多いのがこれです。
国民皆保険制度により手厚く保護されている日本において、薬を処方しすぎている部分があることは否めませんし、種類が多すぎて「わけがわからないよ」状態になるのはわかります。
ただ、ここで一旦立ち止まってよく考えてみてください。
家族や自分自身が飲んでいる薬を知らないというのは、非常に恐ろしいことだと思いませんか。
万一副作用が出たり自主回収となった場合であっても、自身で薬を把握していれば即座に医師や薬剤師へ相談でき、適切な指示を仰ぐことができます。電話一本で副作用による入院や死亡を防げるなら安いモンですよね。

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