- 投稿日:2024/10/24
- 更新日:2025/10/07

「はり師は、鍼灸治療院などの施術所において、鍼(はり)を用いて施術を行い、きゅう師は、もぐさを用いて施術を行い、痛みの軽減や自然治癒力の向上を行い身体の回復力を高め、人の健康を回復させます」厚生労働省HPより抜粋
結論】肩こり、腰痛で来院される方が多いです。
令和4年(2022)国民生活基礎調査より添付
初めまして、恵比寿で個室鍼灸院を経営している”ひらく”と申します。鍼灸院に行くということは、人生において特にお勧めするものでもなく、無ければ無いでよい場所ですが、無いと困る方も居るわけでして、古くは飛鳥時代から現代まで、一般人から高貴な方にも健康のために施されてきた治療法ですので、色んな角度で興味を持っていただければと思います。
鍼じゃないとダメな理由
身体に異変を感じた場合は、まずは病院で診察を受けてください。お身体の不調に合わせた投薬や手術により症状を回復させていきます。そして、鍼灸院の場合は、投薬や手術を受けたくない方、薬を飲んでいても不調が続く方、自ら食事、運動、睡眠に気を使っているけど不調といった方からのオファーが来ます。
西洋医学では補えない症状の緩和、薬の副作用が重く出てしまう方、出来るだけ自然に身体を回復させたい方にご利用いただいております。軽い症状から重めの症状まで幅広く受け入れるのが鍼灸院です。
★食事、サプリ、ヨガ、カイロプラクティックなど様々な療法がありますが、そちらも厚生労働省が認めた資料がありますので、時間があれば私の過去記事でもご覧になってみてください。
【厚労省が提供する信頼の医療情報サービス】鍼灸にはどんな効果があるの?
血行を良くします
冒頭の一文に戻ります。そこに解説を加えると「鍼(物理的刺激)と灸(熱刺激)によって身体の回復力(血流、ホルモン分泌)を高める治療法です。刺激といっても微量なものですが、刺激量がはまると分泌されるホルモンにより患者様の身体はすごく楽になります。
刺激量を調整します
鍼は刺入する長さ、身体に入れている時間。お灸は火力、火のついている時間が刺激量です。強くてもダメ、弱すぎてもダメで身体のポイント(経穴)に的確な刺激を加えることが鍼灸師の腕の見せ所であり、患者様を回復に向かわせるために気を遣う場面です。そして、施術中の私も脳内ホルモンが結構でてる瞬間です(論文、研究結果にあります)
まとめ
肩こり、腰痛の原因は様々ですが、お仕事による、血行不良、生活習慣の乱れなどが多く、鍼やお灸で血行を良くし、自律神経を整えることで症状の改善を目指します。
どんな治療法だとしても1回の施術で良くなるとか、かなりの力技ですので、歯医者さんに通うようにコツコツと通院して改善させていくのが理想です。
個人的な意見になりますが、東洋医学の畑に西洋医学の知見や解釈を入れている時点で、鍼灸治療の魅力は半減すると思いますが、東洋医学とかはスピリチュアルにも聞こえてしまいますので、この辺で一度締めさせていただきます。
『失敗しない鍼灸院の選び方』
健康を意識する40代から、近所か職場近くに通いやすい鍼灸院を見つけておくと将来は安泰かと思います。治療はもちろん、一般的な食事や運動のアドバイスをしてくれる先生がベストです。女性患者さんは紹介された鍼灸院か女性鍼灸師がいる院を探してみて下さい。
では、行ってらっしゃい!
自己紹介
廣木孝志(ヒロキタカシ)
福島県白河市出身/日本健康太極拳協会楊名時八段錦・太極拳師範/鍼灸師
2007に療術業界に助手として活動を開始/2013鍼灸師の国家資格を取得/2022年恵比寿に個室鍼灸院ハリステーションを開業
リベシティスキルマーケットMeetsにて、100件以上の施術を提供。初心者に優しい施術と説明を心がけています。