- 投稿日:2024/10/28
- 更新日:2025/10/08

窓のリフォームで快適に暮らしたい
今日(10/28)の学長ライブで窓のリフォームの話が出てましたね〜。
寒い家は、窓からの冷気が一番の原因らしいです。
二重窓(内窓)や、ペアガラスやトリプルガラスにすると、ぐっと断熱効果が高まるんだそうですね。
寒がりな私は、「二重窓いいなぁ、我が家も二重窓にしたいなぁ」と思っていました。でもうちは賃貸。勝手にリフォームするわけにもいかないし…。
なにかいい方法はないだろうか?
賃貸は窓のリフォームできないの?
実は、できるんですよ、 賃貸でも。
工具もカッターナイフと両面テープ程度で済む簡単DIYで。
この部屋に引っ越してきた秋に、試しに内窓作ってみました。
以来5年間、快適に暮らしています。では早速 その方法をご案内しますね。
我が家の窓
我が家は築40年以上。窓には古~いアルミサッシが入っていて、風が吹くとガタガタいいます。ガラスも薄めで、上には換気の小窓もあって、気密性はかなり低いタイプ。(台風の時怖かったです)
用意するもの
🔵中空ポリカーボネートボード(ツインカーボ)
🔵ガラス戸レール(ポリカボードの厚さに合わせる)
🔵両面テープ
🔵アルミテープ
🔵カッターナイフ
🔵角材
どれも ホームセンターで簡単に手に入ります。
中空ポリカボード
内窓本体です。
窓枠の大きさに合わせて買います。
掃き出し窓の場合は、910✕1820mmサイズで、1枚2000〜3000円程度。
ポリカボードは厚さいほうが断熱性上がるし、反りにくいので、4mmのが欲しかったのですが、私の行ったホームセンターには3mmのしか売ってませんでした。持ち帰りにはホームセンターの軽トラック貸出サービスを利用。1時間以内に返せば無料なので助かりました。
ガラス戸レールと角材
ホームセンターで1本数百円で売ってます。
上用と下用がありますので、セットで買います。
幅はポリカボードの幅に合わせます。
それから、ボードの反り防止・補強のために角材を購入。ボード1枚につき3本取り付けるつもりです。内窓の開閉時には取っ手になってくれます。角材はどのくらいがちょうどいいのかわからなかったので、太さの違うものを混ぜて買いました。長さはホームセンターで窓のサイズに合わせてカットしてもらいました。
両面テープとアルミテープ
ガラス戸レールを窓枠に貼り付けるために使う両面テープは、引越しのことを考えて、「はがせるタイプ」。
角材をボードに貼り付けるのは強粘着タイプがおすすめです。
アルミテープはポリカボードの切り口保護、窓の開閉時の滑りをよくするために使います。
カッターナイフは大型のがおすすめ。
また、ポリカボードをカッターナイフで切るときに、下に敷くものが欲しいですね。うっかり床を傷つけないために。
内窓の作り方
窓の採寸
まずは、窓枠のサイズをあらかじめ採寸しておきましょう。
それによって買うポリカボードの大きさや枚数が変わってきます。
ポリカの裁断
買ってきたポリカボードを窓枠サイズに合わせて切ります。
採寸した窓枠の高さから、5mm引いてカットします。
うちにあった裁縫用の竹の定規を養生テープで固定して、特大カッターナイフで切りました。厚みがあるので、注意しましょう。
下には木の板を敷いています。段ボールを何枚か重ねてもよいと思います。ずれないように養生テープなどで固定してね。
アルミテープを貼ります
端っこは、アルミテープでカバーします。
ガタガタの切り口を滑らかにしてスライドをスムーズにするのと、中空部分にゴミが入るのを防ぐのが目的。多分保温性も高まるはずです。(切端は鋭いので怪我しないように軍手などをして扱ってください)
見える部分なので、きれいにまっすぐ貼りましょう。
カットが終わったら、ボードの保護シールをはがします。
ポリカボードの反り防止に角材を添える
ポリカボードは、自身の重みで縦方向にすぐ反ってしまいます。
そこで、角材を縦方向に貼り付けましょう。
強粘着タイプの両面テープで固定。
ガラス戸レールを窓枠に取り付ける
ガラス戸レールを窓枠の上下に両面テープで貼り付けます。
レールは1mのものしかなかったので、つなげて貼ります。うちは賃貸なので、極力傷をつけないようにテープを貼る面積は小さくしました。どのみちボードを入れてしまえは、ボードが支えてくれるはずです。
これで完成!
我が家は、掃き出し窓3枚分あったので、ポリカボード3枚使いました。
窓枠の上下に取り付けたガラス戸レールにポリカボードを差し込みます。
思ったより見た目もキレイです。
補強の角材がいいアクセントになっています。
おまけの作業
素人のDIYなので、隙間とかできてしまいます。
その場合は、100均でも売ってる隙間テープ(スポンジに両面テープがついて渦巻き状になってるあれ)を使って隙間を埋めましょう。
効果の程は?
素人が作った内窓ですが、冬の寒さをしっかり緩和してくれています。内窓がない状態で窓の近くに手をかざすと冷たい空気を感じるのですが、内窓を閉めておくと冷気を感じません。
さらに!
この窓、西向きで、夏の西陽がきついのですが、なんとカーテン無しで4年間も過ごしてしまいました。(今はカーテンつけています笑)
メンテナンス
数年使ってくると、メンテナンスが必要になります。
❶アルミテープの貼り替え。
日々スライドさせてる下側の底のアルミテープは、摩擦ですり減ってきます。数年に1回は張替えが必要です。
❷上下や裏表を入れ替える。
使用するうち反りが強くなってきます。(角材がはがれてくる)
数年に1回、ポリカボードの上下を変えたり、角材を貼る面を変えたりして反りを戻してあげるとよいです。
まとめ
賃貸でも可能な内窓DIY。
安価に(うちの場合は2か所に内窓を作って総額1万円程度)作れて、夏も冬も快適に暮らせます。
我が家は6年目の冬をこれから迎えますが、ポリカボードもガラス戸レールも頑丈で、まだまだしっかり使えています。
もちろん、プロの方が作った内窓には全くかないませんが、賃貸の方でも簡単にできる内窓、おすすめします。