- 投稿日:2025/05/06
- 更新日:2025/09/29
1. はじめに
賃貸契約で意外と差が出るのが「初期費用」。
引っ越しは人生で何度もあるわけではないので、
つい1社の仲介業者で契約を進めがちですが…
実は「相見積もり」で大きく費用が変わることがあります。
今回は、私が相見積もりを行ったことで5万円以上初期費用を安くできた体験談をご紹介します。
2. まずは物件探しから
まずは自分が住みたい物件を探します。
以下のような大手賃貸サイトが便利です。
・SUUMO
・ニフティ不動産
気になる物件が見つかったら、物件のURLを控えておきましょう。
3. 仲介業者を探す
次に、仲介業者を探します。
おすすめはPerplexity AIで、
「〇〇県〇〇市の賃貸仲介業者を教えてください」
と調べること。
4. 複数の仲介業者に見積もりを依頼
仲介業者を探したら、それぞれの仲介業者にメールで初期費用の見積もりを依頼します。
連絡例:
「こちらの物件(URL)が気になっているため、初期費用見積もりをお願いいたします。」
ポイント:
・メールフォームがない場合は、来店予約から見積もりを依頼しましょう
・必ず物件のURLを添付して、物件間違いを防ぎましょう
・来店を促されることもありますが、見積もり段階では来店不要です
5. 見積もりを比較しよう
届いた見積もりを比較して、違いを探します。
私の場合は以下のような差がありました。
項目 仲介業者A 仲介業者B
仲介手数料 ¥70,400 ¥35,200
害虫駆除費 なし ¥16,500
火災保険 なし ¥17,800
6. メールで交渉してみる
見積もりの差がある項目について、メールで交渉しました。
仲介手数料について(仲介業者A)
「仲介手数料は家賃の0.55ヶ月分が適正だと思いますが、御社でも0.55ヶ月分になりますか?」
→ 回答:「お客様ご負担で1ヶ月分の仲介手数料をいただいております。」
⇒交渉不成立。仲介業者Aは除外候補に。
害虫駆除費・火災保険について(仲介業者B)
害虫駆除費について:
「入居前の消毒は不要なので、外してもらえますか?」
→ 回答:「無しでご対応をさせていただきます。」
火災保険について:
「個人で火災保険に加入してもよいでしょうか?」
→ 回答:「お客様自身で加入は可能です。条件として、借家人賠償責任保険と個人賠償責任保険が◯◯万円以上必要です。証券コピーを提出お願いします。」
⇒交渉成立。仲介業者Bが第一候補に。
7. 結果:初期費用が5万円以上ダウン!
仲介手数料(仲介業者Aの見積もりとの差額)
¥70,400 → ¥35,200
害虫駆除費(仲介業者Bの見積もりとの差額)
¥16,500 → ¥0
火災保険(仲介業者Bの見積もりとの差額)
¥17,800 → ¥9,800(自身で契約)
⇒差額:¥59,700
8. おわりに
相見積もりは正直少し面倒かもしれませんが、
たった数通のメールで数万円が浮くことがあります。
引っ越しの際はぜひ相見積もりを活用してみてください!
どなたかのお役に立てば幸いです!
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