• 投稿日:2024/10/28
  • 更新日:2025/10/07
【マルチディスプレイ】省スペースでパソコン2画面環境を構築する具体的な方法

【マルチディスプレイ】省スペースでパソコン2画面環境を構築する具体的な方法

ユウスケ@気まぐれなクリエイター

ユウスケ@気まぐれなクリエイター

この記事は約9分で読めます
要約
パソコン作業を効率化させるために活用されがちなのが、パソコンの画面を2画面以上に増やす「マルチディスプレイ」。 基本的にモニターを2つ設置するので、広いスペースが必要になります。 でも、僕はなるべく省スペースで2画面の環境を作り出すことができたので、本日はそれを紹介します!

「作業効率化」や「なんか画面が複数枚あるとカッコイイ」という理由で推されることの多いマルチディスプレイのPC作業環境。

いざ導入しようとしたものの「2画面を設置するだけの場所の確保が難しい。」

僕もそれで苦戦したことがあります。

ですが、ここはガジェオタの意地みたいなもので、必死に方法を探した結果。
狭い机で実現可能な省スペース2画面環境の構築に成功しました。

今回はその方法を伝授していきます!

別記事で書いた食洗機のように、創意工夫さえすれば「狭い」「場所がない」は、行動しない理由にならない!

「省スペースでパソコン2画面化」に必要な心得

実際に2画面環境を構築していくと決めた時に、諦めたこと・工夫したことをざっくりとお伝えします。

この心得が無いと実現しません。

人によってはそれなりの初期投資が発生する部分にもなりますが、大切な仕事環境です。家計管理をしっかりした上で予算を確保して必要なものを揃えてください!

大画面 × 大画面 を諦める

unific84s21368_TP_V.jpgまずは、大画面×大画面の設置を諦めてください。

狭い場所に、大きな画面2つは物理的に無理です。
どれだけパズルを頑張っても不可能でした。(体験談)

ですが、可能な限り2画面の環境を作っていくため、ノートパソコンと大きすぎないサイズのモニターを用意することで2画面の環境を構築していきます。

基本的にデスクトップPCを使うことは諦めてください。

デスクトップPCを使う方法が無いわけではないですが、今回はノートパソコンを使用する前提で環境構築の話を進めていきます。

使うノートPCはmacでも、Windowsでも、この作業環境の構築に影響はしません。

最低限必要なデスクの大きさ

21830a0I9A97771938.jpg続いて必要になるのが最低限確保しておきたいスペースについてです。

狭いけど充実した作業環境を作るために確保した理想のサイズが、幅75×奥50(cm)

これだけのスペースがあると、2画面の環境にしつつ、キーボード&マウスがパソコンとは別で設置することができるようになります。

数値で見ると広く感じますが、幅75cmは、ざっくり小学生が使う野球バットぐらい・・・・。わからん。

椅子に座った時にあと数センチ余裕あるかな?ぐらいの幅です。
個人差あるけど。

とにかく「サンワダイレクトの机が設置できるスペース」を確保すればいけます。
実際に机のある場所を測ってみて、サイズが同じなら、いけます。

幅75cmが難しい場合、最低幅60cmは確保してほしいです。

後ほど触れますが、幅60cmさえあれば本当に最低限のスペースで2画面環境を作ることが可能です。

理想が75cmというだけなので、ここで諦めないで欲しい。

設置できるディスプレイサイズの限界

机の幅が決まったら、ディスプレイのサイズについても触れていきます。

ディスプレイは、14型ノートパソコン×21.5型のモニターがベストサイズだと感じました。

これ以上は置けないわけではないですが、少し窮屈になりますので正直オススメはできません。

恐らく、横幅がはみ出るような気がします。
実際に僕が設置した幅だとギリギリでした。

モニターアームは必須

PXL_20220212_030506018.jpg限りあるスペースを有効に活用するには、それをできるだけのアイテムも必要です。

その中でもモニターアームは非常に重要

単純にディスプレイを置いて、パソコンを置いて・・・だと制限されたスペースの中でデットスペースを生み出してしまい非常にもったいない。

ちなみに、モニターアームなしで2画面を作ろうとした結果がコチラ

1000008791.jpg見るからに無駄スペースが大量発生していることがわかります。

その点を解消するために、モニターアームを導入して、モニター・PCの両方を宙に浮かせて空間を上手に活用することで、2画面を構築しやすくします。

僕は、ELECOMのモニターアームを使用しています。
安いですが、思っているよりも頑丈で信頼性は高いです。

準備が整ったら後は簡単

準備が整った後の作業はマジで簡単でした。

説明書の通りにポールを立て、アームの組込み、ネジをクルクルすればあっという間」です。

こちらが取り付け前

PXL_20220211_132304183.jpgこちらが取り付け後になります。

PXL_20220212_045457697.jpgサンワダイレクトの机ELECOMのモニターアームを購入した人向けにワンポイントアドバイスなのですが・・・。

ポールは、机の中心から左右どちらかにズラして設置してください。
左右が2:8になればアームの高さ・角度を調整するだけで幅75cm以内に全てが収まります。

そして、2枚目の写真を見て気付いた方もいると思いますが、キーボード&マウスを置いている場所を削れば、更に省スペースで2画面が可能です。

まだ左右の余裕があるため、キーボード&マウスを排除して、自分の手前にノートパソコン、奥に追加のディスプレイが見えるようにすれば、幅60cmで2画面環境を作ることが可能です。

モニターアームも、ディスプレイだけを支えればOKなのでもう少し小型のモノを導入できます。

あくまでも理想的な2画面環境を作るのに必要な幅が75cmであって、2画面環境だけを作る場合は幅60cmで充分可能なのが、伝われば嬉しいです。

創意工夫を諦めない。それだけで新しいノウハウが生まれます!

マルチディスプレイの設定をする

とりあえずモノは設置ができたということで、マルチディスプレイの設定について解説していきます。

使っている端末がWindowsなので、Windows向けの解説となっておりますご了承ください。

macで2画面の設定を説明するノウハウ記事を発見できたら、こちらの記事からリンクつなげるようにしておきます・・・。今のところ見つからない。

見つけた方はコメントとか入れてくれると嬉しいです。

ディスプレイとパソコンを繋げる

「〇〇の電源が入らないんだけど!!」というクレームの数%は”電源コードが刺さってない”なんて話があります。

設定を進める前に必要なケーブルが繋がっているか?は確認しましょう。

ディスプレイの電源、パソコンの電源
そして、パソコンとディスプレイを繋ぐケーブルを確認します。

PXL_20220214_104338934.PORTRAIT.jpgPXL_20220214_104408547.PORTRAIT.jpgPC⇔ディスプレイの接続方法は何でもOKです。
今回はHDMIケーブルで接続をしています。

ここまでは、macもWindowsも関係ないですね。
忘れずに確認しておきましょう!

「ディスプレイの設定」を開いて設定を変更

デスクトップ画面で右クリック、もしくは「設定 > システム > ディスプレイ」で設定画面を表示しましょう。

2022-02-14-194607-1536x822.png初回でこの設定を開いた場合、2つの画面が同じ映像を出力しているはずです。
違う場合でも気にする必要はないです。ここから設定を変えるので。

2022-02-14-194922-1536x937.pngここで、画面をスクロールしていくと「複数ディスプレイ」と言う項目が見つかります。
そして「表示画面を拡張する」を選択

2022-02-14-194946-1536x934.pngディスプレイの設定が終わったら、スクロールで一番上に戻ります。

「ディスプレイの配置を変更する」で四角枠の配置を実際のディスプレイに合わせたら、設定終了です。
初期設定だと左右が逆とかよくあるので、絶対に確認しておくことをオススメします。2022-02-14-195022.pngこれで2画面環境の完成です!

2画面環境の良さ

こうして2画面で作業ができる環境を準備したわけですが、場所の制限がある中でどうしてここまでこだわって2画面環境を構築したのか?

これには理由があります。
とても大切な理由。

それを2つ紹介します!

2画面は作業効率が向上する

gorimepresetV3_TP.jpgまず、パソコンの2画面運用は作業効率が40%向上すると言われています。

このように言われる理由ですが、大きな画面で複数の作業を同時に進めやすい点だと僕は思います。

例えば・・・

ブログ記事を作る時に、自身の発信する情報について調べたり、ライバルの記事を確認しながら自分の記事を書いていくわけですが、画面を切り替えながら作業するよりも、画面1にブログ記事を執筆する画面、画面2で調べ物をする方が、作業スピードが早くなります。

その他にPDF等の資料を片方の画面で開いてもう1つの画面作業をするとか、2画面は画面切り替えの手間がないので楽に作業できます。

画面を切り替えなくても、見たい資料を紙に印刷すれば作業自体は出来るのですが、これってちょっとだけストレスじゃないですか?
僕はちょっと面倒くさいって思う人です。

そういった、ちょっと面倒を無くして、1つの作業に集中する時間を増やすことができる。
これが2画面環境の良さだと僕は思っています。

圧倒的なロマン

LIG_h_officezangyousurudansei_TP_V.jpg世の中の男は、単純でアホでバカです。

なので「画面が2つあったら、なんかカッコよくね?」で2画面を用意します。

そう、僕がそれです。

下ネタ大好き、ロボット大好き、スポーツカー大好きなので、画面がいっぱいあるだけでテンションが上がります。

でも、このテンションが上がる!というのも非常に大切で、ほぼ毎日机と向き合って作業をするわけなので「オレスゲー」となれる場所を準備するのはとても重要。

モチベーションの維持というか、少しの、ちょっとしたことが楽しくなって、仕事に集中できたり、副業の勉強が楽しくなったりします。

単純ですが、意外とそういうのって大切だと僕は思います。

今は3画面を活用中

PXL_20240613_133320854~2.jpg実は紹介した2画面環境を使用していたのは2年前までの話。

当時は実家暮らしをしていて、パソコン環境を充分に整えることが難しかった中、最大限のできることをやって作り上げた作業環境になっています。

元は自分のブログだけに掲載していたノウハウなのですが、このノウハウは思っている以上に求める人が多いみたいで、検索されることが多い。

ということは「リベシティを活用されている方の中にも、狭い環境で2画面環境が構築できずに困ってる人がいるかもしれない・・・!」と思ってノウハウ図書館版で記事を改めて制作してみました。

お役に立つ記事になっていればいいな・・・と心から思っています。

-追記-

僕のブログだと2.5つ分の記事を1つにまとめたのですが、思ったよりもキレイにまとまって良かったです・・・。
当時ブログ書いていた時よりも、成長したんだと思えて何か嬉しい。








ちなみに、3画面と2画面で特に作業効率が上がったと感じることはあまりなかったので、2画面あれば充分だと思います。

3画面の意味?ロマンです。ロマン!

カッコイイのが良いんだよ!

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ユウスケ@気まぐれなクリエイター

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この記事のレビュー(1
  • 会員ID:MpBFORWq
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    2025/02/05

    ユウスケ様 マルチディスプレイの記事ありがとうございました。 ロマン。。。 気持ちめっちゃわかります笑 テンション上がるの大事ですよね✨ 小スペースでもマルチディスプレイつくれるのか!! と希望が持てました。 職場でやっとマルチディスプレイが導入されましたが、ロマンを超えて、便利でもう手放せません! 自宅でも実現していこうと思います😊

    ユウスケ@気まぐれなクリエイター

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