- 投稿日:2024/11/01
- 更新日:2025/09/29

プログラミング的思考とは、
✅物事の動作や順序を理解し
✅効率的に意図した結果を導くために論理的に考える力
のこと。現在では大事な能力とされています。
プログラミング的思考の特徴
プログラミング的思考には、こんな特徴がありますね。
・目的の明確化: 達成したい目標を明確に設定する
・手順の分解: 大きな課題を小さな手順に分解する
・論理的な順序付け: 分解した手順を論理的に並べ替える
・効率性の追求: より効率的な方法を考える
・抽象化と一般化: 共通のパターンを見出し、応用可能な形にする
…と、こんな小難しいこと言われても、なんだか分からない。どうやったら身に付けられるの?
日常生活で、プログラミング的思考を学ぼう
難しいことは置いておいて、
日常生活の中で、親子一緒に「プログラミング的思考」を学びましょう!
ふたつの例をあげてみます。
(1)「お寿司」って、なに?
お寿司、みんな大好きですね😊
お寿司屋さんに行くと、いろいろなネタが並びます。今どきは、唐揚げとかデザートとかも出てきたりしますね。
ここで、ちょっと考えてみましょう。
・マグロやサーモンは「お寿司」と呼べる。
・けど、唐揚げはさすがに、お寿司とは呼ばないですね。
「お寿司」と「お寿司でない」の違いって、なんでしょう?
💡「ごはんがある」とお寿司?でも、ごはんだけだと、単なるおにぎり、なんじゃない?
💡「ごはん+ネタ」でお寿司?でもそうすると、海苔巻きとか軍艦巻きは?
意外と、「お寿司とは何であるか?」を決めるのも、難しいものです。
どうであったら、お寿司といえるのか、いえないのか。
お子さんと一緒に、色々な例をあげて考えてみましょう。
なにかの特徴を見出し、分類することが、抽象化と一般化のちからです。モデリングと言われる作業に通じるものですね。
(2)棒取りゲームの必勝法は?
ちょっとしたゲームをしてみます。
20本の棒を用意します。(割りばしでも何でもOK)
ふたりで対決です。交互に棒を取っていきます。
一度に取れる棒の数は、1本から3本まで。その範囲なら自由に取れます。
そして、最後の1本を取らされたほうが負け、です。
お子さんと対決してみましょう😊
さて、このゲーム、必勝法があるのをご存じですか?
💡あなたが先手でゲームを始めれば、必ず相手に勝つことができます
💡あなたが後手になったとしても、相手が一回ミスすれば、必ず勝てます
まずは、お子さんと対戦をして、圧勝してみせましょう。
お子さんが、ムキー!😡となったら、タネあかし。
今度はお子さんに、花を持たせてあげましょう😊
目的を明確にし、それに向けて解決手順を考える。これがアルゴリズムの重要な考えです。
え、必勝法が分からない?
それは、パプちゃんに聞いてみてくださいね。
一応解答:
・相手に4の倍数+1(5,9,13,17)を残すように自分が取るのがポイント。
・先手なら、最初に3本取ります。残り17本。
・その後、(4-相手の取った本数)を取っていきます。
・最後に5本残った状態で相手に渡せれば、勝利確定。
・相手が何本とっても、自分は最後に1本残すように取れます。
・後手から始めても、相手が最初に3本取らなかったら、勝利確定。
まとめ
プログラミングとは、なにも、Macを立ち上げてPythonでコード書いて…ということだけじゃないんです。
普段の日常の中でも、プログラミング能力を鍛える機会はたくさんあります。
ぜひ、プログラミングの世界を楽しんでくださいね😊