- 投稿日:2024/11/04
- 更新日:2024/11/26

著者のたじんと申します。転勤や単身赴任が多い会社に勤務しております。
職場の方から会社支給の帰省旅費によって税金が増えてしまうことに関する相談を受け、今回の【特定支出控除】に関する記事が、1人でも多くの方の為になればと思い、投稿させていただきました。
今後も皆様の為になることがあれば、執筆したいと思っております。
是非最後までご覧いただければ幸いです。
特定支出控除とは?
特定支出控除は、業務上の必要経費として給与所得者が負担した支出が多額であった場合、その支出の一部を税金計算上の所得から差し引くことができる制度です。
対象となる支出は、「給与所得控除額の2分の1を超える部分」で、自己負担のもの(※)に限ります。
※会社からの支給額が100万円、実費が80万円であれば、対象となる支出は
80万円ということです。
控除対象となる支出の例
この控除の対象となる支出には、以下のような業務上必要な費用が含まれます。
・**通勤費**(勤務地への交通費)
・**転居費**(転勤に伴う引っ越し費用)
・**職務上の旅費**(出張費や宿泊費)
・**研修費**(業務上必要な研修費用)
・**資格取得費**(業務で必要な資格取得のための費用)
・**帰省旅費**(単身赴任者の帰省交通費)
・**書籍・資料代**(業務上必要な書籍や資料)
・**衣服費**(職務で必要な服装や制服)

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