- 投稿日:2024/11/06
- 更新日:2025/11/05
はじめに
先日、事業のために楽天銀行の個人ビジネス口座を開設しました。
人生で初めて事業用口座を開設したのですが、無知ゆえに多くの驚きと発見がありました。
特に個人口座との違いに気付くことが多かったので、ビジネス口座の開設を検討中のみなさんに情報提供したいと思います。
ここでは、私が実際に体験したことを中心に、気付いた点をまとめてみました。
口座間の資金移動
まず、個人口座と個人ビジネス口座の間で簡単に資金を移動できると思っていたのですが、これが出来ませんでした。
勝手に、住信SBIネット銀行の「円普通預金 ↔️ SBIハイブリッド預金」のような資金移動をイメージしていたのです。
無料で移動できると思っていたので、ちょっと戸惑いました。
事業用の資金と個人の資金を明確に分けるための措置らしいのですが、やはり不便に感じました。
キャッシュカードの発行
次に驚いたのは、キャッシュカードの発行についてです。
個人口座では当然のようにキャッシュカードが発行されたのですが、個人ビジネス口座ではオプション扱いでした。
しかも、1,100円の発行手数料がかかります。
キャッシュカードを作らないとATMで入出金ができないので、かなり不便になります。
ランク特典「ハッピープログラム」の不在
個人口座には「ハッピープログラム」というランク特典がありますが、個人ビジネス口座にはそれに類する特典がありません。
このため、送金・払込みが無料になるサービスはありません。
有料でキャッシュカードを発行したとしても、ATMの利用にも手数料がかかります。
やはりビジネス用口座は、特典面で劣るのかなと感じました。
スマホアプリが無い
さらに、操作方法にも制限があります。
個人口座では便利なアプリが使えるのに対し、個人ビジネス口座ではPCのブラウザからしか操作できません。
スマホで手軽に管理できないのは、少し不便だなと思いました。
セキュリティ面を考慮しているとは思いますが、もう少し使いやすさを追求して欲しいところです。
まとめ
楽天銀行の個人ビジネス口座は、事業用途には便利なのであろう機能もあります。
ただ、個人口座とは異なる点も多々あります。
開設前にこれらの特徴をしっかり理解しておくことで、より効果的に活用できると思います。
私自身もこれから使い方を工夫しながら、この口座を最大限に活用していこうと思っています。
おまけ
楽天銀行をプライベートで使って、住信SBIネット銀行をビジネス用に使うというのも、1つのアイデアかなと思いました。
私の場合は、楽天証券でインデックス投資(NISA枠活用) / SBI証券で高配当株投資をしているので、ちょっと面倒なのですが…
あまりにも楽天銀行の個人ビジネス口座が使いにくいようなら、株式を1つの証券会社にまとめる作戦も検討してみようと思います。