- 投稿日:2024/11/05

出産予定日の1ヶ月以上前
その日はお腹が痛くて眠れず、ようやく眠りについたと思ったらパン!とお腹がはじけた音がして、温かい水が流れたので破水だと思ったらベッド一面血まみれだった。
隣に寝ていた母を起こしトイレに駆け込んだが、蛇口をひねったように血だけが出てくる。
救急車で運ばれ、一分一秒が命に関わる胎盤剥離の為、緊急帝王切開になる。
突然のことすぎて、覚悟も恐怖も何もない。
ただ麻酔で眠る直前まで胎動を感じていた為、この子はきっと大丈夫という自信だけはあった。
術後、眠りから起こされる
名前を呼ばれ、肩をたたかれた。
「赤ちゃん産まれましたよ!今頑張っていますからね!」
全身麻酔から起こされたけれど、いざとなると赤ちゃんが無事に生きているのか怖くて聞けなかった。
出血が止まらなくなってしまい、1000ccを超えると死に至る可能性がある中、3500ccも出血してなかなか止血できず、輸血パックがどんどん取り替えられた。

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