- 投稿日:2024/11/10
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回はニコラス・カールソン著『FAILING FAST マリッサ・メイヤーとヤフーの闘争』2015年発行をつまみ食いします。
まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
筆者:ニコラス・カールソン
ビジネスインサイダーのチーフライター。フェイスブックやツイッター、あるいはグルーポンに関する記事を執筆してきた。
書籍の登場人物
マリッサ・メイヤー:アメリカのIT業界の実業家。Yahoo!の元CEO、Googleの元副社長。
1999年、メイヤーは従業員数20人程度だったGoogleに、数少ない女性エンジニアとして入社。猛烈なハードワーカーとして有名。
参考外部サイト:KDDIトビラ
https://time-space.kddi.com/special/it_superstar/20140825.html
マリッサ・メイヤーの始まり
幼少期の挑戦からリーダーシップへ
中流階級の家庭に生まれ、さまざまな活動に従事できるという恵まれた子ども時代を送っていた。
高校生の頃にはクラブ活動でもリーダー的存在となった。
生徒会の会計係や討論会の会長、チアリーダーのキャプテンまで務める。
⇒ リーダーとしての芽は高校時代の活動から育まれた。
彼女はその後も学びを通じてリーダーとしての成長を遂げた。
余談:ハーバード大学など10の大学に願書を出したメイヤーは、そのすべてで入学許可を得るほど優秀だった🧐
どの大学が最も自分に向いているのか慎重に比較検討したうえで、スタンフォード大学を進学先として選ぶ。😉
⇒ どんなに順調でも、慎重に比較検討を忘れない!
⇒ 逆もしかり、人生は2択ではない。あらゆる手を尽くせ。
参考:【「タルムード」金言集 ⑨人生は2択じゃない】
では、彼女の指針とは何だったのか?🤔
当時もその後もメイヤーの選択に大きな影響を与えた話がある。
ピアノを習っていた頃、先生のジョアン・ベックマンが話してくれた「ローラ・ベックマンの話」つまり、先生の娘さんのお話です。🤔
キャリア選択の分岐点
ローラ・ベックマンの教訓
高校生のローラはバレーボールのチームに入ろうとします。
入部テストを受けたローラは、"①代表チームに入って、ずっとベンチに座っているか"、"②ジュニアチームに入って先発メンバーとして活躍する"という選択肢のどちらかを選ぶように言われました。
ローラは前者を選びます。理由は「たとえ試合に出られなくても、優秀な選手たちと毎日練習を続けていれば、自分も必ず上達すると思ったから」というものでした。
入部テストで言われた言葉の通り、ローラは1年間はベンチを温めたものの、2年目には代表チームのレギュラーの座を獲得します。反対に、後者の選択肢を選んだ子たちは1年目はジュニアチームで活躍したものの、代表チームに入ったらずっとベンチを温めることになったというのです。
ニコラス・カールソン著『FAILING FAST マリッサ・メイヤーとヤフーの闘争』
⇒ 周囲の優秀な人々と働く環境を選ぶこと。これも上達の道。
メイヤーは相変わらず優秀で、卒業の年、今度は12の企業から内定を貰う。🧐
その中で、当時まだ社員が十数名しかいない、小さなスタートアップであったグーグルを選ぶ。
マッキンゼーなど他の内定企業とは比較できないほどのリスク(倒産確率)があった。😱
しかし、面接で出会ったグーグル社員の賢さにすっかり魅了されていたメイヤーは「ローラ・ベックマンの話」通りの選択を取ることに。😉
失敗を恐れない選択は彼女を成功へと導いていく。
グーグルでの活躍と転機
初の女性エンジニアとしての挑戦
グーグル初の女性エンジニアとなったメイヤー自身の仕事ぶりも圧倒的なものでした。
睡眠時間は4時間で場所は問わないという猛烈な働きぶり😱
グーグルの数々の製品の改善を、エンジニアらしいデータのエビデンスを示しながら提案、実行していくことで頭角を現し、入社6年目には早くもサーチプロダクツ&ユーザー・エクスペリエンス担当副社長に🧐
Yahoo!からの誘い
そんなメイヤーに訪れたのが、ヤフーからの「CEOになる気はないか」という誘い😎
しかし、1994年に創業されたヤフーの黄金期ははるか昔、メイヤーが参画した時には落ち目の会社🫣
かつてヤフーはインターネットの先駆者だった。
しかし、グーグルやフェイスブックなど急成長してきた勢力に押され、立て直しに抜擢されたのが、元グーグル副社長のマリッサ・メイヤーだった。🧐
そんな中、メイヤーは2012年7月、37歳の若さでヤフーのCEOに就任😎
後れをとっていたモバイル事業を強化するとともに、100以上あったプロダクトを10に絞り、メディア事業の推進、さらには数多くの買収も行いましたが、成果は上がらず…😭
2017年6月、ヤフーの主力事業のすべては売却され、メイヤーも2300万ドルの退職金を受け取って会社を去ることに。
⇒ グーグルでの実績が彼女の名声を築いたが、ヤフーでの挫折もまた彼女の選択だった。
自分の居場所を決める際は、魅力的な人たち、優秀な人たちのいる場所を選ぶという考え方もある。
懸命に働くのは大切なことだが、「どこで働くか、誰と働くか」の選択を間違えると、せっかくの努力が実らない。🤔
マリッサ・メイヤーは現在、AIや機械学習を活用した新しい製品やサービスの開発を目指す企業「Lumi Labs(Sunshine)」の共同創業者として活動している。
まとめ
⇒ 努力と選択の質が未来を決める。
熱中できる何かを見つければ、自らに目的意識が生まれる。
そして、それが幸福の大部分を占めている。
「何か、自分がアツくなれるものを見つけること」
(Find something that you are really passionate about.)
- マリッサ・メイヤー -
ただし慎重に選ぼう!
反対意見用 記事【本・要約解説】今いる場所で突き抜ける!“やりたいこと”にとらわれないキャリア術
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆
文章術、ライティング
色んな本で基本を知ろう!-文章術、ライティングの移動図書館-