- 投稿日:2024/11/11
- 更新日:2024/11/12

こんにちは【現役小学校教員】のりまつです。
近年、子育てや教育の現場で管理的な姿勢をよく目にします。
親として、教育者として、子どもたちの成長に深く関わりたいという思いは自然なものです。しかし、その思いが強すぎるがために、しばしば「自分と他者の境界線」を見失ってしまうことがあります。
この記事では、日頃学長がよくおっしゃっている「自分と他人の境界線を意識する」という考え方を、子育てと教育の視点から深く掘り下げていきたいと思います。
子どもは「他者」である
当たり前だけど見失いがちな事実
子どもは私たちの分身ではありません。一人の独立した人格を持つ「他者」です。
この当たり前の事実を、私たち親や教育者は時として忘れがちです。自分の子どもだから、自分のクラスの生徒だから、思い通りに育ってほしい、行動してほしいと願うのは自然な感情です。
しかし、ここで立ち止まって考える必要があります。子どもたちは:
・独自の思考を持つ個人である
・自分とは異なる価値観を持つ可能性がある
・自分の意思で選択する権利がある

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