- 投稿日:2025/09/15

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要約
夏休み明けに急に登校を嫌がる子ども。実は40日間の静かな環境に慣れた耳が、学校の「音の洪水」に耐えられないことが原因かもしれません。聴覚過敏は年齢とともに変化し、見た目ではわからないため見落とされがち。耳栓の活用や付き添い登校など、小さな配慮で大きく改善することがあります。
こんにちは、現役小学校教員【のりまつ】です。 不登校支援に力を注ぎ、直近2年間で7名のお子さんの登校再開をサポートしました。
夏休み明け、お子さんが急に **「学校に行きたくない」**と言い出して困っていませんか?
実は、その原因が**「音」**かもしれません。 今日は、見落とされがちな「聴覚過敏」についてお話しします。
「なんで急に学校を嫌がるの?」夏休み明けの謎
夏休み中は元気だったのに、 新学期が始まると急に登校をしぶる。
「宿題もやったのに」 「友達とも仲良しなのに」 「理由を聞いても答えてくれない」
こんな状況に、多くの親御さんが悩んでいます。
でも、お子さん自身も 「なぜ嫌なのか」をうまく説明できないことがあるんです。
現役教員が気づいた「音」という盲点
私のクラスでも、夏休み明けに登校しぶりが増えます。
複数の子どもたちから、こんな声を聞きます。
「学校はうるさくて疲れる」 「教室にいると頭が痛くなる」 「みんなの声が頭に響く」

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