- 投稿日:2024/11/12

ほんおーと申します。
普段は救急病院で薬の説明や管理をしています。
今回は寒い時期に増加する【心筋梗塞】について、薬剤師的な目線から解説したいと思います。
心筋梗塞とは
①原因
心臓に酸素と栄養を運ぶ血管(冠動脈)が動脈硬化により狭くなり、そこに血のかたまり(血栓)ができると血流が途絶え、心臓の筋肉が死んでしまい結果として心臓のはたらきが落ち放置すると最悪死亡することもあります。
この発症メカニズムには生活習慣や遺伝的要因など様々な要因が絡み合い、特に高血圧や喫煙、糖尿病がリスクを高めます。さらに寒い時期注意すべきなのは”ヒートショック”と呼ばれる現象です。急激な温度変化により血圧や心拍数が乱れ、血管が収縮しやすくなります。その結果血流が阻害されて、動脈硬化の部位で血栓が生じやすくなり、心筋梗塞を引き起こします。
ヒートショックの対策については先に記事を執筆した方がいらっしゃるのでそちらを参考にしてください。

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