- 投稿日:2024/11/16
- 更新日:2024/11/21

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要約
実家を失った後、どのようにして取り戻したのかを書いています。
はじめに
本日は、前回からの続話になります↓
https://library.libecity.com/articles/01JCAQXEY1FGGM85C5MR4H4STD
諦めきれなかった母
1話にも書きましたが祖母はとても働き者で、その背中を見て育った母にとっても、実家を失うことは辛い事でした。
母の実家はお世辞にも綺麗とは言えませんが、思い入れが強かったんだと思います。
どうにか家を取り戻せないだろうかという中で、一つの結論に辿り着きます。
それは、競売に参加するという事でした。
(家を担保に借金していたので、抵当権が行使され競売にかけられる事になりました)
競売に参加するぞ!
ある日、それまで沈黙を貫いていた父が一言。
「競売に参加するぞ。それで落札できなかったら、本当に諦めよう」と言ったのです。
私は、正直驚きました。
父は幼い頃、祖父の連帯保証人騒ぎで一気に貧乏になり苦労して育ったことから、借金する人間が一番嫌いでした。

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