• 投稿日:2024/12/08
  • 更新日:2025/10/01
読書猿著「アイデア大全 創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール」アイデアを出すためのアイデア集

読書猿著「アイデア大全 創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール」アイデアを出すためのアイデア集

シロマサル@ノウハウ図書館×本の要約🍀

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要約
今回は読書猿 著 「アイデア大全 創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール」2017年発行を要約。 アイデアを出すのにも、いくつかのアイデアがある。

初めまして!シロマサルです。

知ることで、人生はもっと楽しくなる!

今回は読書猿 著「アイデア大全 創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール」2017年発行を要約しました。


著者:読書猿

正体不明、博覧強記の読書家。メルマガやブログなどで、ギリシャ哲学から集合論、現代文学からアマチュア科学者教則本、日の当たらない古典から目も当てられない新刊まで紹介している。人を食ったようなペンネームだが、「読書家、読書人を名乗る方々に遠く及ばない浅学の身」ゆえのネーミングとのこと。知性と謙虚さを兼ね備えた在野の賢人。他の著作に『独学大全』がある。


本の紹介文

一つひとつの発想法に対してレシピ(発想法の手順)、サンプル(実例や用例)、レビュー(解説)の3段階で深掘りしていきます。単なるマニュアルには留まらない、眠ってしまった創造力と知的探求心を挑発し、呼び起こす、アイデアの百科事典。


本書は理解の書であると同時に実戦の書でもある。

読書猿 著「アイデア大全 創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール」


古今東西の様々なアイデアの出し方を42個紹介。

テクニカルなものからシンプルなものまで。

アイデアをどう出すか?というのは誰でも悩むもの。

その助けになるかもしれない。


中には、「タルムードの弁証法」というのもある。

参考:【タルムード


用途と用例は「1つの文言から、数多くの意味と発想を取り出す。」

手法

❶もとになる文章を選ぶ。

❷重要な語句の1~2語に下線を引く。

❸下線を引いた語句を、次のような語句に入れ替える。

例:同義語、類義語、同じ単語の別の意味。

元の語句と直線関係はないが、入れ替えても意味の通じる言葉。

❹語句を入れ替えて作った文章の妥当性をチェックし、その文意を解釈する。

❺必要な分だけ、❸~❹を繰り返す。


結局、どのようなアイデア法なのか🤔と思うかもしれない。


このアイデア法は、聖典を変えることができないためにどのように解釈するか?の手法として利用された。

「人が罪を犯すと、がその仲裁をする」

「人が罪を犯すと、裁き人がその仲裁をする」

「人が罪を犯すと、裁き人がその審判をする」

地上では神ではなく、人間たちの間で裁きを行う。


このように聖典を解釈する手法として利用された。

といったアイデア法もあり、興味深い書籍である。


ここでは、0→1のアイデア法を紹介します。🧐


アイデアとは一発逆転の策だけではない。

問題発見、解決にも応用できる。

とにかく、書き出すのだ。


0→1のアイデア法

①バグリスト

用途と用例

イライラしているときにできるアイデアのチャンス。


手法

❶紙かノートを用意。タイマーを10分間セット。

❷不愉快なこと、嫌なことをジャンルや新旧にかかわらずとにかく書き出す。(バグリスト)

思いつかなかった場合は❹に進む。

❸タイマーが鳴ったら手を止める。

❹いくらかスッキリしたら、やるべきことに取りかかる。

❺バグリストを眺めて、1つか2つを選び、その不愉快を改善/解決する。


⇒ バグリストは従来の手法を否定する方法にも利用できる。


例 アイデア本

・古臭い
・海外のつまみ食い
・出典がない
・個人の体験や思い出だけが根拠
・成功した人物のハロー効果に過ぎない。
・他分野に似た方法があっても無視。

とにかく書きだす。


メリット

1.たくさんの不満から解決できるものを選び出すことができる。

2.小さく些細な問題ほど、実は重要な解決策につながる。


②エジソン・ノート

手法

❶自分のも他人のも目に留まったアイデアや情報をなんでもノートに記録する。

❷ノートをことあるごとに読み返して気づいたことをさらに書き加える。

❸アイデアが成功した場合も失敗した場合もノートに記録しておく。


トーマス・エジソンが実施していた手法

「発明王」エジソンは生涯において約1300もの発明を世に送り出した「資本」のネタ帳と言える。🤔

手法はシンプルだが、量と執拗さの密度によって効力が発揮される。

大事なのは、「事実」だけではなく、「因果関係」も書くこと。成功と失敗の因果関係は別の場所でも使える。


③ノンストップ・ライティング

手法

❶紙かノートを用意。タイマーを15分間セット。

❷タイマーが鳴るまで、なんでもいいからとにかく書き続ける。

手をとにかく止めないこと。誤字脱字もOK。書くことがなければ、「書くことがない」と書く。

頭の中に浮かぶものはすべて書く。書きなぐる。

❸怖い考えやヤバい感情に突き当たったらそれがチャンス。


メリット

自分の無意識のブロックを防ぐ。

「仮想の読み手(自分自身も該当)」を意識しないで書くことができる。


「書きなぐることから始めるのは、自分が何を言いたかったのかを見つけるためである。」


まとめ


⇒ アイデアを出すのにも、アイデアがいる。


知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。

是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!

見ていただきありがとうございました!😆

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この記事のレビュー(1
  • 会員ID:9tRvAymH
    会員ID:9tRvAymH
    2024/12/09

    アイデア出す為にアイデアがいる、いい言葉ですね! 3つの内一つくらいはチャレンジしてみようと思います。 有益な記事ありがとうございます😊

    シロマサル@ノウハウ図書館×本の要約🍀

    投稿者

    2024/12/09

    たろ様。レビューして頂きありがとうございます😊 良いアイデア出しの一助になれば幸いです🙇

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    投稿者